文化講座
節分のアロマ
新年が明けて、早1カ月。
2月3日は節分ですね。
今回は、節分に良いアロマのお話をさせて頂きます。
節分とは?節分とは、季節の分かれ目の事です。
本来は、立夏、立秋、立冬の前日を、全て節分と言われていました。
特に、立春は旧暦の新年にあたる為、重要な意味があるとして、大みそかに厄を払い、新年を迎える儀式を節分と言っていた様です。
また、季節の変わり目には、「厄」が家の中に入ってきやすいという事で、鬼を払う意味として豆まきが行われ始めました。
豆は、鬼の眼を打ち、邪気を払って、一年の無病息災を願う為です。
今年は、豆まきに加えて、アロマで邪気を払ってみませんか?
もちろん、節分に限らず、部屋の気が淀んでいると感じた時や、気持ちを切り替えたい時などにも活用して頂けます。

●サンダルウッド(白檀)
邪気を払う効果が高いとして、香木やお香として用いられたり、仏像や数珠などの仏具にも使われています。
白檀の香りには、緊張や不安、興奮した時に深く心を落ち着かせ、幸福感で満たす作用もあります。
ストレスを感じて、負の感情により邪気を招いている方にもお勧めです。
●ジュニパー
古くから宗教的に、精神浄化力があるとして、儀式などの薫香として使われていました。
気持ちをリフレッシュさせたり、執着を手放させてくれる効果があります。
ジュニパーは心身共に浄化をし、部屋などの空気の浄化にも高い効果があります。
●ローズマリー
古代では、神々の像をローズマリーの葉で飾り、これを薫香として焚いて悪霊を払っていました。エジプトの墓の中にも、ローズマリーの植物が見つかっています。
古代から、様々な宗教的な場面でこの植物が使われていました。
また、邪気を払うと考えられていた以外にも、伝染病の予防にも使われ、病院でも小枝を焚いて部屋の空気の浄化をしていたと言われています。
風邪やインフルエンザなど、ウィルスが蔓延する季節でもあります。
アロマを使って空気を浄化し、風邪予防にも是非お役立てください。

主に、お部屋にディフューザーをして頂くとお勧めです。
ディフューザーは、もし出来れば超音波式のものを。
なぜかと言うと、温めるタイプのディフューザーは、加熱する事で精油の成分を壊してしまうからなのです。
超音波式のものは、細かい振動で空気中に精油を拡散させる為、精油の成分をそのまま拡散させる事が出来るので、より効果を得る事が出来ます。
また、人が多い所に出かける際は、マスクに1滴垂らしたものをかけて頂くと、空気中のウィルスから守ってくれます。
是非、節分やウィルス対策に、お使いくださいね。