文化講座
エッセンシャルオイルで日焼け止め
梅雨も明けて、夏がやってきました。
前回、湿気の多い夏を乗り越えるアロマとしてペパーミントをご紹介させて頂きました。
エッセンシャルオイルは、水で身体の奥に浸透する性質があります。
直接塗布出来るエッセンシャルオイルなら、直接付けた後に濡れタオルでパックして頂くとより爽やかにお過ごし頂けます。
市販のエッセンシャルオイルの場合は、水に数滴入れた所にタオルをくぐらせて、それで身体を拭いて頂く事をお勧めします。


先日、私が愛用しているヤングリヴィング社のフランス プロヴァンス地方にある農場へ見学へ行ってきました。
ラベンダー最盛期で、丘に広がるラベンダーの景色はとても心に残りました。
とてもこだわって作られているヤングリヴィングのエッセンシャルオイル。
だからこそ、直接塗布も、飲用も出来る素晴らしい品質なのだという事が分かります。
どういった作られ方をされているのか、また他の回でご案内させて頂きますね。
今回は、アロマで作る日焼け止めをご紹介します。
日焼け止め、どういったものを使われていますか?
石油製品で作られた日焼け止めは、肌から深部に浸透し、アレルギー症状やホルモンバランスを崩す恐れも指摘されています。
エッセンシャルオイルで作る日焼け止めは、オーガニックにありがちなキシキシした感じもなく、肌トラブルも抑えてくれる優れもの。
お子様にも安心して使って頂けます。
【エッセンシャルオイルで日焼け止め~オイルタイプ~】
●キャロットシード 2滴
●ミルラ 2滴
●ラベンダー 5滴
●フランキンセンス 1滴
●ペパーミント 1滴
●アーモンド油(ホホバオイル等植物油でも) 50cc
作り方は全て混ぜるだけです。
【エッセンシャルオイルで日焼け止め~クリームタイプ~】
●キャロットシード 1滴
●ミルラ 1滴
●ラベンダー 3滴
●フランキンセンス 1滴
●ペパーミント 1滴
●アーモンド油(ホホバオイル等植物油でも) 10g
●シアバター 10g
① シアバターを湯せんにかけて、そこに植物油を加えて混ぜます。
② 氷水に浸しながら、エッセンシャルオイルを加えて粗熱を取ります。
③ とろみがついたらケースに移し、冷凍庫へ。
固まったら常温に戻して使って頂けます。
キャロットシードには、SPF38~40という抗酸化作用。
ミルラやラベンダーには炎症を抑える作用。
フランキンセンスには、細胞修復を促す作用。
ペパーミントは、日焼けした肌をクールダウンさせる作用。
日焼けしても回復しやすいお肌を保てる様に、日頃からお使い頂くといいですね。
ヤングリヴィング社のエッセンシャルオイルは、厚生労働省より化粧品としても認可を受けていますので、滴数を増やして頂いても大丈夫です。
今年の夏は、是非エッセンシャルオイルの日焼け止めで過ごしてみてください。