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インターネット公開文化講座

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頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

楽しく健康栄養食を食べるには―「私の心身は私の食べたもの」

 「私の心身は私の食べたもの」で成り立つと言われる程に健康栄養食・食事スタイルは大切なのです。
 私たちの心の持ちよう身体は「食べたもの」がどのように体内に取り込まれたかによって運動とともに大きな影響を受けます。
 例え、多くの人々がみんな同じ食事をしたとしても一人ひとりの心の持ちようと身体、運動や食事スタイルなどと生活習慣が大きく影響します。
 つまり、「私の心身は私の食べたもの」からとはなるのですが、「同じものを食べても一人ひとりはそれぞれ」で変わるのです。
 「同じ食材をそれぞれの人達が異なった調理の仕方で食事を食べる」ともっと異なった心身を含めた健康状態になります。
 食材の種類や量が同じ(調理前の栄養成分は同質同量となる)でも調理法によって食べる時の料理が体内に吸収される栄養成分は同じにはならず変わるのです。
 「食事を楽しく共にする人」によっても大きな影響を受けるのです。
 最近よく「孤食」、「共食」老化や認知症への影響が話題になっています。
 ITを利用し、例えばSkypeなどによって「お互いの食を共にする」「仮想現実・VRの映像を観ながらともに食べる」などの効果が「孤食」「共食」に影響して老化防止幸せ感に大切だと言われています。
 食事が食材、栄養成分の条件、調理法に加えて、食事スタイルが大きな影響があると言うことです。
 新鮮な食材や栄養成分を調理して美味しい料理をどの様な環境でどのような家族やその他の人達と共食をするかが健康栄養食としては重要なのです。
 加えて、近年のITの進歩によって血縁や友達などと同時に遠方に居る人達とも食事をする共食を楽しむことが「孤食」対策にもなる食事法となるのです。
 「孤食」の問題を解決するために「仮想現実・Virtual Reality」の技術によって改善できるとの研究も進んでいるのです。
 一緒に食事をとりたい仮想現実上の相手と食事の"共食"を楽しめるのです。
 健康栄養食を食べるには食材、調理法、料理の食べ方、共食による幸せに加えてIT技術による「共食」が話題なのです。
 健康栄養食を食べることはガンジーが言ったように自分の生きがいとなる仕事運動といずれも同じような重みを持つのです。
 健康栄養食を楽しみ運動によって元気よく生きがいに勤しみましょう。

頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド
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