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頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

かて茶&かて食の健康栄養食の条件-6 日常の食生活-1

 健康栄養食の条件は健康寿命にとって必要な栄養成分を摂取することが必要です。
 一方で、障害になるものを口にしないことも大切となります。
 注意すべき問題点は以下の如くです。
 1)栄養成分として積極的に摂取しなければならない栄養成分を含む食材を料理・調理しておいしくて楽しい食生活をする。
 2)長期的、持続的に摂取することが重要な飲食物とは何かを知ること。
 乳幼児の時から年齢によっても変わる。
 3)一時的に摂取することが大切な飲食すべき条件とは。
 4)一過的であれ長期的であれ、飲んだり食べることが必要だが過剰で危険な栄養成分は何か。
 5)自分に何か病気がある時の食生活とはを理解して知っていることが重要。
 6)積極的に摂取することが重要な食生活と条件は。
 7)経済条件、フェイク情報や宗教、習慣などの社会環境の考慮。
 以上のように健康栄養食の条件は一人ひとりの生活様式や年齢を含む健康条件によって変わることになります。
 自分が飲食すべき健康栄養食を日常の食生活で実践法を工夫しなければなりません。
 売らんかなの飲食材、情緒的情報が飛び交う社会環境、宗教による制限、家庭や地域の生活環境でも一人ひとりにとって食習慣や各種多様な生活の環境条件があります。
 その条件での健康栄養食とはを知るにはどうすればよいか、フェイク情報に騙されないようなニードに答えるシステムが必要です。
 具体的に一人ひとりの置かれた条件を聞いて検討することが最も大切だと判ります。
 しかし、それでも基本的で必要不可欠な健康栄養条件と日常の食生活をどのように心掛ける必要があるかを知らねばなりません。
 毎日の食生活で一人ひとりが自覚していることが重要であり、日々の日常生活で実践するのです。
 "そんなこと言ったら食べられる物がない"、"そんなこと言ったって経済的に無理だ"、"判っていても時間がない"、"家庭内での好き嫌い、食習慣や食スタイルがあってどうすればよいのか"、"仕事上や社会的つきあいによってしょうがない飲食をしなければならない"、"自分が飲んだり食べたりする大好きなものはどうしようもない" などなどとの声が聞こえます。
 その上での健康栄養食をどうすればよいかを考えなければならないのです。

頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド
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