文化講座
かて食&かて茶のグローカル食を食べながら生き方を考える
AI(人工知能)、IoT(モノどうしがIT技術によってつながる)の発展は自ら学ぶDeep Learning(深層学習)と言われるAIが進化発展するようになっています。
最近話題になったDeep Learningする「アルファ碁」と言われる囲碁AIが囲碁の世界王者に勝つほどに賢く進化しました。
また、自動運転技術によって人間が操縦する時代は終わろうとしています。
宇宙ロケットは冥王星まで到達通過したのみならず太陽系を突き抜けて、他の銀河系のことまでが判ってくるような勢いです。
宇宙ロケットの一段目二段目を再利用するために海上の基地に到着出来るようになって発射料金は100分の1になると言うのです。
私たちの周りでは工場の無人化がどんどんと広がっています。
AI技術は特定の能力が人を超えている「特化型AI」と言うそれぞれの目的を持ったロボットがありますが、広い範囲のことを可能にする「汎用型AI」が開発進化しています。
手塚治虫の"鉄腕アトム"の時代が近い将来には可能になると予想されています。
阪大の石黒浩教授が本人にそっくりのアンドロイドを作られていますが、こうした人型アンドロイドは一人ひとりの人間生活を基本的に変えてしまうのです。
自分が会議に出席することなくアンドロイドに代わってもらえるようになり、本人が望まなければ社会に自分が出ることなく、好きなことに没頭することが可能となります。
特化型AI、汎用型AIによって人間の生き方、働き方を抜本的に変えてしまうのです。
いろいろ予想されていますが、2030~2050年には普及するのです。
将来は人間が行なっている50%以上のことはAIに変わり、多くの人達は無人工場などの出現によって働く仕事や場はなくなってしまいます。
2060年代には90%の人たちが働かない社会になるとの予想もあるのです。
働く人と働かない人での"お金"はどうなるのかが問題なのです。
そうした時代に従来型の生産法と生産物を売ったり、買ったりする様式も抜本的に変わる社会になります。
如何様に再分配する社会を築くかが大切となり、人間生活や社会はどうなるかが大問題です。