愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

家計のサポート相談員のコラム

株式会社 マネースマート

いよいよ始まる「3つの教育無償化」

すでに始まっているものもありますが、2019年10月に行われた消費増税の、増収分の一部を財源として、3つの教育の無償化がスタートします。お子様がおられる方は、ぜひチェックしてみてください。

◆幼児教育の無償化(2019年10月から)

幼保無償化は、幼稚園・認可保育所・認定こども園に通う、幼稚園・保育所に通う、すべての3~5歳児(就学前3年間)と、住民税非課税世帯の0~2歳児の利用料が無料になります(一部:月額2万5700円を上限に費用が補助されます)。

参考サイト:幼児教育・保育の無償化(子ども・子育て本部_内閣府)
https://www.youhomushouka.go.jp/

◆私立高校の無償化(2020年4月から)

これまで私立高校生へも、公立高校授業料相当分(年間11万8800円)の「就学支援金」が助成(年収約910万円未満の世帯)されていました。これまでの制度に加え、年収590万円未満の世帯が対象ではありますが、就学支援金の上限が引き上げられます。

参考サイト:高校生等への修学支援(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.html

◆高等教育の無償化(2020年4月から)

大学生などへの制度も拡充します。これは大学、専門学校など高等教育に学ぶ、所得が低い世帯の学生が対象です。「給付型奨学金(返済不要)」と「授業料減免の拡充」が利用できます。給付型奨学金は最大で年約91万円、減免は最大で約70万円。新入学生だけではなく在学生も対象となります。

参考サイト:高等教育の修学支援新制度(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/kyufu/

尾上 堅視
ファイナンシャルプランナー(AFP、DCプランナー)
株式会社家計の総合相談センター

家計のサポート相談員のコラム
このページの一番上へ