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旅・つれづれなるままに

細矢 隆男

第19回 松山への旅(1)ボンバルディアDHC8-Q400


着陸した美しい機体

 私は男の子の常として、よちよち歩きの時代から汽車や電車が大好きで、裸足で家から脱出して、一キロ先の踏切に歩いて行き、路傍の石に座り汽車をみていたそうです。小学生になると次に飛行機に憧れました。おもちゃの飛行機が欲しく、おもちゃ屋さんの前から座り込んで動かず、母を困らせました。その話は私の学院のブログにも書きましたから、お時間がありましたらお読みください。


給油中のボンバルディア機

 そんな訳で、男の子ならみんな大好きな乗り物病に取りつかれていましたが、それは後期高齢者(笑)の仲間に入った今も変わりません。いつか外国で軽飛行機を操縦したいと真剣に思っています。

 さて今回は私のこうした飛行機への情熱の対象でありますプロペラ機のボンバルディア400型に搭乗してみましょう。


Q400の安全確認シート

 今回の「ボンバルディア400型」とはカナダ製の飛行機の名前です。昔、YS11という高性能国産プロペラ機があり、私もよく乗りました。航続距離が長く、優れていましたが、エンジン音が大きく、日本が高度成長するのに従い、たくさんの人を速く運べる飛行機は大型ジェット機化し、YS11は姿を消しました。今回のボンバルディア機は大都市間を結ぶ路線には使われませんが、大都市と地方、または地方と地方を結ぶ路線はかなりあります。航続距離は2000キロと中短距離機ですが、その分燃料が軽量でスピードアップにつながっています。

ちなみに機種の大きさ・特徴について書いてみます。

全長 32.8m
全幅 28.4m
高さ 8.3m
搭乗 74席 重さ 28.0t
巡航速度 667km
飛行高度 6000~7000m


快適なフライトを終えた旅客たち

 いつもなら車で途中を楽しみながら地方に取材や写真撮影に参りますが、今回はANAのマイレージが切れそうな分がかなりあり、そこで大好きなボンバルディア400型プロペラ機で大阪伊丹空港から愛媛松山空港に飛んでみようと思いました。目的はもちろんこの飛行機に搭乗することですが、松山や宇和島には他の取材目的や美味しい食材がたくさんあり、長い時間をかけてそれらを取材して皆様にお読みいただきたいと考えています。


機内から見る六甲山遠望

 私がボンバルディア機を好きな理由は、少し述べましたが、以下にまとめてみました。

①プロペラ機であるにもかかわらず667キロメートルの高速で飛ぶこと。これは戦時中活躍した日本の戦闘機、零戦とほぼ同じか速いスピードです。零戦は軽量で一人乗りですが、ボンバルディア機は74名乗せてる訳ですから、すごいエンジン性能です。
②離陸の加速がすごく、約10秒で離陸します。グッとGがかかり、この迫力が私にはたまりません。
③主翼が上にあるため、安定感抜群で、従って下に主翼があるより、より安全です。
④主翼が上のため、どこからも景色を邪魔されずに眺めることができます。
⑤主翼の近くに席を取れば、普通は見れない車輪の出し入れが目の前で行われますから見ることができます。


車輪が格納されるところ。

⑥YS11に比べエンジン音は低いです。


美しい6枚羽根のプロペラ

⑦プロペラが大きく、美しい曲線をして、極めて魅力的です。特に着陸した瞬間にスピードを落とすために、プロペラの羽がすべて同時に反対にクルッと回転して、ジェット機でいえば逆噴射を行うそのタイミングを見るのも楽しみです。
⑧わたしはこのボンバルディア機で、より安心して空の旅を楽しめることに喜びを感じます。

是非これを機に、このボンバルディア機にお乗りいただき、地方を旅して違う旅の魅力もお楽しみください。


美しいボンバルディア機のフェイスとプロペラ

※こちらをクリックしますと同じ著者によります「掌の骨董」にリンクできます。


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