文化講座
「新考える葦・New-Thinking Reed」となろう-8「みんなちがって みんないい!!」
4月の「にほんごであそぼ(NHKテレビ番組)」で再び童謡詩人・金子みすゞの「みんなちがって、みんないい。」をコニちゃんたちが歌っていました。
「原作詞」は金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」。
私が両手をひろげても、
お空はちつとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすつても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがつて、みんないい。
(「生誕100年記念 金子みすゞ」別冊太陽日本のこころ-122)
「にほんごであそぼ」で、コニちゃんが歌う「私と小鳥と鈴と」は、作詞後50年以上を過ぎて著作権が終わっているため、編曲して「みんなちがって みんないい」がそれぞれの区切りで繰り返されます。
本年は次のようです(詩:金子みすゞ、作曲:バナナアイス、編曲:藤原道山)。
私が両手をひろげても
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のように
地面を速くは走れない
(みんなちがって みんないい)
(みんなちがって みんないい)
私がからだをゆすっても
きれいな音は出ないけど
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ
鈴と 小鳥と それから私
みんなちがって みんないい
(みんなちがって みんないい)
(みんなちがって みんないい)
(みんなちがって みんないい)
(みんなちがって みんないい)
(みんなちがって みんないい)
NHKは以前から何度もこの歌を繰り返し放映しますが、本年は最後には「みんなちがって みんないい」を6回繰り返しています。
アップグレーズ狂人は子供心を忘れないために「にほんごであそぼ」と続く厚切りジェイソンによる「えいごであそぼ with Orton」は熱心に見ていますが「みんなちがって みんないい」と一人ひとりの個性を大切にして言語の大切さを幼児期から教えるのは素晴らしい。
「えいごであそぼ」はアップグレーズ狂人が発音をシッカリと覚えるには最高だ!!
前回取り上げた国連の「幸福度」ランキングで我が国が最も悪かった92位の「他者への寛容、寛大さ」と64位の「人生の選択の自由度、社会の自由度」のランキングを上昇させるには世界に視野を広げる金子みすゞの「みんなちがって みんないい」と「えいごであそぼ」の英語と共に学んで自分の意志を発揮することが大切だと思います。