愛知県共済

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組合のあゆみ

平成19年

  • 地域組合員へのサービス向上と事業活動の効率化を図るため、名古屋事務所春日井出張所を開設する。
  • ライフ共済の65歳以降の月払掛金を7,500円まで拡大する。
  • 火災共済掛金の払込方法に三菱UFJニコスカード、MasterCard、VISA、JCB、UCS、イオンカードでのクレジットカード決済を追加する。

ライフ共済は、事業開始以来、「入院・手術に対する保障の充実」「保障の終期の延長」を中心に、その制度の基盤を急速に整備してきました。
それにともない加入人数が大幅に増加し、加入者からの評価も徐々に高まり、加入者の生活の安心を支える仕組みとして定着してきました。

また、近年、高齢化の進展は著しく、

  1. 平成42年には75歳以上の高齢者の数が現在の2倍近くに増加すると推計されています。
  2. 1人当たりの高齢者の医療費は高齢者以外の医療費の約5倍となり、年齢が高くなるにともなって増加しています。
  3. 高齢者の入院受療率は急速に上昇しています。
  4. 高齢者の一人暮らし世帯の数は増加すると推計されています。

そこで、組合は、今後、高齢者を中心とした大きな保障の要求が見込まれ、制度の構築が重要な課題となっていく中、以上のような状況を想定した保障制度のあり方を検討していく必要があることから、ライフ共済の65歳以降の月払掛金に「5,500円」「6,500円」「7,500円」を増設しました。

ところで、火災共済の掛金払込経路については、これまでクレジットカード決済がありませんでした。その理由は次のとおりです。

共済契約者が組合に掛金を払い込む際に、組合は銀行・信用金庫やクレジットカード会社に手数料を支払うことになります。

銀行等における手数料については、共済事業の種類や掛金の額に関係なく、1回の掛金の払い込みに対して一定額となっています。つまり、1回に払い込む掛金の額が高額になればなるほど、組合が負担する手数料の掛金に占める割合は小さくなります。

一方、クレジットカード会社における手数料については、1回に払い込む掛金の額に対して一定率となりますので、銀行等の場合とは逆に、掛金の額が高額になればなるほど、組合が負担する手数料の掛金に占める割合は大きくなります。つまり、1回当たりの払込掛金額が比較的高額となる火災共済は、その掛金の払込経路が共済事業の計算基礎に影響を及ぼすことになります。
そこで、これまでライフ共済と火災共済では、それぞれの事業毎に異なった掛金の払込経路・回数を採用してきました。

しかし、
(1) ライフ共済の加入人数の増加にともない、ライフ共済と火災共済を併せて利用する組合員が増加したこと、
(2) それにともない各共済事業で同一の払込経路を望む声が多くなったこと、
(3) 地域によって掛金払込経路にかかる利便性にかたよりがあること
から、火災共済の掛金払込経路についても、ライフ共済と同一のクレジットカード決済を導入することになりました。