愛知県共済

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組合のあゆみ

平成10年

  • 地域組合員へのサービス向上と事業活動の効率化を図るため、岡崎事務所を開設する。
  • 書類の電子ファイリングシステムを導入する。

共済の目的は、災害に見舞われ、異常な心理状態にある加入者に対し、親切・丁寧に、しかも加入者の立場になって応対し、安心を届けることであると考えています。
組合では、共済金の支払いについて、共済の公共性を考えて、不当・不正な請求を取り除き、適正な支払いに努めながら、共済の目的を最大限に発揮するために「早く確実な支払い」を心掛け、その実現のために、さまざまな努力と工夫を重ねています。

一般的に、共済事故が発生した場合は、共済契約者または被共済者が電話により事故状況などを組合へ通知し、その通知を受けた組合は、現場などに立会調査に行くか、または共済金請求書などの書類を審査し、共済金額を決定することになりますが、その際、大量に保管された書類から、当該契約に関係する過去の書類を検索することが必要になります。
この作業は、相当な時間と労力がかかり、契約者から共済金支払請求を受けて組合が支払うまでの期間の長さを決定する重要な要因となっています。

そこで、急速に増加する加入申込書・共済金請求書などの書類(またはそこに記入された情報)について、それを電気的信号に変え、電子情報として保管・登録する電子ファイリングシステムを独自に開発しました。

その結果、各種情報の整理能力が増し、仕事のスピード・質を向上させ、迅速な対応を可能とし、さらに情報に対するセキュリティが向上し、その欠落や紛失等に対する管理が厳格に行えるとともに、確認もしやすくなるため、情報の漏えいの危険性が減少しました。

また、組合は、金融機関と平成7年からデータ伝送による共済金の振込の契約を開始し、このことが、キャッシュフローの管理や共済金の振込の即時対応による利便性を向上させ、「早く確実な支払い」を実現するための基盤を提供しています。

当然のことながら、「シンプルでわかりやすい」しくみそれ自体も共済金の「早く確実な支払い」を実現するために重要な役割を果たしています。
また、組合では加入者から送られるさまざまな郵便物を郵便局から配達されるのを待つのではなく、組合の職員が毎朝直接郵便局に取りに行き、いち早く事務処理を行います。
このことも、共済金の「早く確実な支払い」をするための工夫と努力の一つです。

だれもができるささいな努力ですが、組合ではこのような努力の積み重ねが組合員からの信頼を築くと信じています。