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幸福寿命・Well-being Lifetime

Wellbeing Specialist & Designer
アップグレーズ狂人 UpGrades Crazy
医学博士 山中直樹

Well-being120・・5 Well-being120は幸福な120年の元気な一生

 「Well-being120」は、一人ひとりが120歳以上の生涯を、目標を持って幸福感ある心豊かで元気に生きるためのプロジェクト。
 まとめは以下のような内容です。

1:120歳以上の人生を幸福感目的意識(sense of Well-being & purpose)を持って自分自身が
充実感意義(sense of fulfillment & meaning)があると思えるように自分らしく生きる。

2:生きがい、目標に努めながら生きる。

3:日常茶飯で心の豊かさ、食文化、運動文化を大切にして知的(mentally)、精神的(spiritually)、
情緒的(emotionally)、身体的(physically)に良好な一生を送る。

4:人類、動植物、気候変動や自然環境を保ち、生命科学や人工知能(AI)などの科学技術との
つながりを大切にしながらも世界中の人達と協働しながら共存共栄をする。

5:Genome & Epigenetics、遺伝子編集、生体再生技術、生体成分、細胞や臓器培養技術や
人工臓器などと生命科学の進歩とWell-being120との人道的共存。

6:ICT(情報通信技術、Information & Communication Technology)、AI & IoTの発展に続く
IoH(Internet of Humans)が始まって最新の進歩を理解した人間生活。
人間、AIロボット、情報通信がつながって協働する時代となっても自分の意欲や意志を失うこと
なく考えながら楽しむ時代。

7:国語のみならず外国語を学んで多様、複雑な文明や文化、人とのコミュニケーションをお互いが
「分かり合えないを分かり合う(漫画家・安彦良和)」を認め合って心が通じ合う言葉で語り合う。
民主的で上下関係のない水平で多様な人達と相違点をお互いに自由に指摘し合えるような関係を
持つネットワーク(#FridaysForFutureのような)が重要。

8:パソコン、スマホなどICTの持つ可能性、基本と特長を理解して日常的に使いこなせるようになる。

 現代は狩猟採集社会、農耕社会、工業社会に続く情報社会となりました。
 外国語やICTを理解することは、「読み書きそろばん」のような意味を持っています。
 AIがどれだけ発達しても私達は直観力&読解力、理解力や意志力を常に磨いていなければなりません。
 人間、ロボット、情報技術の協働の時代になっても、一人ひとりの人間は空想力、直観力&読解力をもち続けることが大切です。

 葛飾北斎は70歳を超えた年齢となってそれまでの自分の仕事は大した作品ではなく、それ以後が本当の自分の仕事をするのだと110歳ぐらいまでの進歩の予告を記しました。
 著者の知人が70歳の古希のお祝い会の席で、初めて仕事をする気になったとそれ以後の10年間の計画を発表しました。
 86歳の男性は、不自由な病気を持つ子供や妻を支えるために会社を辞めて元気に生きようと洋食屋を始めて50年以上も仕事を続けながら、いまだに22kgの鉄アレイを片腕で高らかに持ち上げる腕力、体力を持って元気で幸福感ある一日一日を全力で生きています。
 92歳近い男性は会社で技術開発をしていましたが、いまだ、名大の物理、数学系の学生セミナーに参加しています。糖尿病や腹部動脈瘤があっても車を飛ばして科学技術の課題と哲学の話を私とする為に元気よく来られます。
 104歳直前に亡くなった男性は晩年まで丸善書店で一番会う人でした。
 オシャレで最後まで愛用された帽子をもらって私は愛用しています。
 迷いながらも自分が選んだ生き方を幸福感ある、結果はどうあれ貫くのです!!

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