文化講座
Well-being120(120歳まで幸せに生きる)・・14 The New Normal(ニューノーマル)の時代・2
私は80歳で今回の新型コロナパンデミックに出会ったことで9月1日からライフシフト(Life Shift)して残る40年を生き生き、ワクワクしようと決めました。
今回のデジタル変換(DX)とパンデミックは幕末以来三度目のBig Pushで以下のような社会の変転が促進されるとの想定です。
・利益-金融資本主義は時間資本主義に変わる。USAでは1%の金持ちを99%の普通の人が支える。そのような資本主義は続かない。
・グローカル資本主義が発展して、グローバル資本主義と併存するようになる。
グローカルでは小規模分散型の地産地消や地域社会を中心とした生活スタイルが社会的共通資本をベースに地域協働社会が発展する。
・雇用、働き方や労働分配率が変わる。
技術革新が速いために、従来のような国家、企業体質では変化に対応能力を持てない。
現在ではメンバーシップ型と言われる終身雇用型の正規社員を中心とすれば一体感、親和感が保たれるとする雇用スタイルです。
今後は、ジョブ型職種中心の雇用スタイルに変わる。
AI、IoT、Big Data、3Dプリンターやドローンなどとハイテクを導入した戦略や戦術を速やかに展開して実行するには社内主義では技術的な対応能力を保ち続けられない。
常に先取りする社員を養生するのも難しい。
ブルーカラー、ホワイトカラーであれ、人間がやらねばならないことの多くが機械化され、陳腐化してしまっては企業は変化に対応出来ずに退出を迫られます。
可処分時間を使って創造型の特殊能力を持つジョブ型の人たちが重要になります。
そうした人たちはクリエイティブクラス(Creative Class)の能力を持つスペシャリストであり革新を先気どりするUpgradesしている人たちがジョブ請負型の自由契約・フリーランス型として中心になると思います。
また、ニッチな仕事は代行型の単発の仕事を請け負うギグワーカーが行うことになります。
働き方、時代の流れは如何に時間経済や社会システムに変わるかを示しています。
時間主義、成果主義のジョブ型の仕事が出来る人たちが重要になると判ります。
そこで私はCreative Classを保つべくUpgradesを楽しんで「Wellbeing Specialist & Designer」として可処分時間を使うスタイルにライフシフト・Life Shiftするのです。
Upgradesしながら生き続けることが、私には何ものにも優る幸福感が身体感覚となり満足できるWellbeingになれるのです。