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アップグレーズ狂人 UpGrades Crazy
医学博士 山中直樹

Well-being120・・2 センテナリアン・百寿者

 「Well-being120」であるために世界で100歳以上(センテナリアン・百寿者)で現役として活躍する人達を紹介します。
 ポーランドの108歳のワンダ・ザルジツカ(Wanda Zarzycka)さんは生涯現役のピアニストを目指しています。
 本年6月8日にロイターのTwitterや、YouTubeでピアノを弾いている動画が投稿されました。
 彼女の指や手の動きは腕を見なければ年齢は判りません。
 かくしゃくピアノを演奏する姿です。
 母親から引き継いだピアノを弾き続けているのです。
 第二次大戦中の5年間はピアノを疎開させてピアノと離れ離れとなりました。
 80歳で骨折し、ピアノを二度と弾けないと医師に言われてもガンバッテ復帰して毎日元気にピアノを弾いています

 宮崎秀吉さんはWikipediaによりますと、2015年にマスターズ陸上の105歳以上のグループで100m走を42秒22で完走し、砲丸投げでは3m25を完投し世界記録でした。
 しかし、スタニスワフ・コワルスキさんが100m走34秒50、砲丸投げ4m27を記録しており、宮崎さんは世界記録保持者ではないとの主張もあります(Wikipedia)。
 最近(6月10日)、ジュリア・ホーキンスさん(103歳)が女性の50、100m競走で公式のアメリカ競技での新記録となったとNew York TimesがTwitterに動画を公開しました。
 男女ともにセンテナリアン・百寿者の世界新記録が亢進されています。

 水泳では世界記録18個を持つ山口県の長岡三重子さんが愛媛県マスターズ水泳短水路大会で104歳の年齢で女子100m背泳ぎを10分20秒で泳ぎました。
 転倒で4回の入院をしても復活しているのです。
 長岡さんは次のように言っています。
 「幸せとは何か」「結局、自分が楽しいと思えるものがあれば幸せだと思う」であり、「苦は楽の種、楽は苦の種、つらいことはよい薬」だと。籾殻ビジネス、能楽、水泳につらいけど緊張感を持って取り組んで来たのだと紹介しています(週刊女性PRIME-2018年)。

 以上より、センテナリアン・百寿者として生涯現役だと自分が楽しいと思うことにはげむことが「Well-being120」にとってはキーとなる必要条件だと判ります。
 ニュースになっていない多くのセンテナリアン・百寿者が他にもおられると思います。
 近々、"110歳以上のセンテナリアン新記録を達成"したとニュースになるでしょう。

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