文化講座
Well-being120(120歳まで幸せに生きる)・・16 The New Normal(ニューノーマル)の時代・4
前回は、私のWell-being運動について述べました。
今回はWell-beingの基本としての私の現在のWell-being食について紹介しましょう。
食は生きるために必要なカロリーと必須栄養素の摂取が不可欠です。
加えて「生きるために食べる」と言われるほどに私たち人類の発展の歴史にとっても食はキーとなっています。
今日では、何をどのように食べるかが重要になっています。
食文化は自然、直食や一緒に食べることも大切です。
食と環境破壊についても考えなければならなくなりました。
日本の食スタイルは自然環境と協働して来ました。
日本の食文化がユネスコ無形文化遺産として認められたのは、元旦、正月のおせち料理から始まる「食」のみならず、お雛祭り、こどもの日、中秋の名月などと日本が伝統的に育んできた自然を尊重しながらの食と季節の移ろいや記念行事と密接な関係があることが認められたのです。
つまり、「和食」は私達の生活文化と深い関係にあることを大切にしてきたのです。
私自身のSoul記念日もあります。
私はそうした文化遺産の和食文化は可能な限り引き継いでいます。
宇宙時代を迎えて、ますます大切になります。
多くが自然、季節、人々の心に込められた願いがこもっているのです。
人口増加と工業生産により人類が生きるための食べものを確保するには自然環境破壊や地球温暖化問題が重要となりました。
肩肘ついて背骨を横に真っすぐにして前方を向いて上側の足を真っ直ぐに開閉する。
私は日頃から宇宙や地球環境を考えながら食スタイルを考えています。
私にとって牛肉のステーキやローストビーフは大好きですが、今は牛を始めとする畜産による環境破壊を意識しなければならなくなりました。
それ故に私はフレキシ・ヴィーガン(Flexi・Vegan)の食スタイルにしています。
フレキシ・ヴィーガンはヴィーガンのように厳格な「完全菜食主義者」ではありませんが、「柔軟なヴィーガン」と言って出来るだけ家畜、乳製品や魚などの動物性食材を食べるのを減らそうとの姿勢です。
ヴィーガンは肉、魚、卵、乳製品、ハチミツ、ゼラチンなどのように動物からの食材を使ったり、食べないような食文化です。
フレキシ・ヴィーガンは10年くらい前から世界で急増しています。
健康的な食生活への配慮、環境破壊の防止、アニマルウェルフェアとしての動物愛護と飼育方法を大切にしようとする姿勢です。
ヴィーガン食が多い人にとって注意すべきは、ビタミンB12不足になり易いことや蛋白質とその必須アミノ酸摂取に注意する必要があります。
日本では精進料理やモドキ食材の文化を育んできたことを忘れてはならないと私は思っています。
天武天皇以来の「肉食禁止令の詔」の歴史があります。しかし、肉食は薬用食となっていました。