文化講座
健康栄養食とは
人間が生き続けて進歩するためには、人間としての姿・形を保つこと、つまり、体力と知力を働かすための構造と機能が不可欠だ。
その構造を続け、成長発展させるにはエネルギーとなる成分と構造構築に必要な成分を補わなければならない。
構造があって初めて人間的な知恵、行動、運動が出来るようになり、さらに進歩発展する構築になっている必要があるのだ。
最近、囲碁の世界王者とコンピューターとが対局したが、コンピューターの方が勝利する程に賢くなってしまった。
コンピューターシステムはその構造と機能によって自ら進歩するようになり、人知を乗り越えるようになったことを示したのだ。
AI(Artificial Intelligence,人工知能)とIoT(Internet of Things,物のインターネット、インターネットが他の物とつながって連携発展する機能が働く)の組み合わせによって進歩したのだ。
既に人工知能(AI)はDeep Learningと言われて自らが知恵や技術を進化発展させる事が出来るようになっているのだ。
つまり、AIとIoTによって自らが学んで進歩発展するのだから、人間が知恵を働かせ進化してきたと同様の能力を持つようになったことになる(Deep Learning)。
人間と同様にAIとIoTのシステムは進歩する能力を持つことになったことになる。
手塚治虫が1952年より漫画雑誌に始めた「鉄腕アトム」の世界に一歩近づいたことになるのだ。
AI&IoTはDeep Learningによって知恵や運動能力とエネルギーを得るようになった。
外からのエネルギーとなる「栄養素」によって人間と同様にエネルギーを体内で活用して知恵と運動をしながら進歩発展する状況が近づいたことになる。
今や、3Dプリンターによって自らがインターネットシステムとつながって再生産したり修理も出来る様になりつゝあるのだ。
ついに人間がAI、IoTシステムによって自らが進歩する人間以外のシステムを誕生させてしまったことになる。
しかし、AI、IoTも人間と同様に構造と機能を保つために自然界からエネルギーを取り込まなければ"死"となる。
人間がAI、IoTシステム以上に知恵と運動能力を保ち続ける進化のためには健康栄養食が極めて大切な意味を持つと判る。
人間にとってはAI、IoTシステムに勝る健康栄養食が求められていることになるのだ。