健康寿命&平和寿命にとってフィエロ&フローの内発的報酬を優先した日常生活を第一にすることが第一のキーとなる。
　フィエロ&フローは既に取り上げた。
　フィエロは幸福感、高揚感を喜ぶ心、フローは何かを創造的に達するために頑張る爽快感のある心を大切にする価値観。
　資本主義の発展によって金銭的な価値観を優先した外発的報酬を重んじた社会となった。
　利益と効率を求め、重んじたお金を中心とした価値観社会が日常となっているのだ。
　その結果、地球温暖化を引き起こし、持続可能な地球環境が危機的状況となった。
　格差社会となって貧困、飢餓が広がり、日本の子供は6人に1人が貧困となり、世界各地で深刻な紛争、殺戮の誘因となっている。
　従来のような国家レベルの戦争でなく、国家を超えたテロ戦法よって国家権力や国際権力に反抗、殺戮が起って多くの人々の健康寿命&平和寿命が危険となっている。
　ＩＣＴ社会の急速な進歩は従来のような人間関係とは異なった価値観による社会へと変えている。
　国家権力、国境、民族や宗教が堅苦しい"力"として人々を支配できなくなっているのだ。
　インターネット上では、ウィキペディア、ユ－チューブ、スカイプ、フェイスブック、ツイッターやラインなどと無料で広く世界中の人達とつながることが出来るような社会が普及している。
　例えば、ウィキペディアは、世界中の誰でも無料で参加して百科辞典を作っている。
　パソコンのOS，アプリなどは特定の企業による閉鎖されたものばかりではなく、何人にも開かれた無料で参加して情報発信が出来るようになっている。　
　つまりは、IT社会は従来のような国家や企業による閉鎖した権力や利益を求める外発的報酬が優先された社会ではなく、フィエロ&フローを求めた内発的報酬社会が広がっているのだ。
　金銭的価値観と効率を優先した価値観よりも、誰でもがすべての人々のために地球レベルの無償で貢献する内発的報酬が重んじられる価値観だ。
　嬉しいことに次第に「立場によって変わる正義」を唱える国家権力、民族や宗教を越えるITの発達によってフィエロ&フローの内発的報酬を喜びとする一人ひとりが自分流の健康寿命&平和寿命を求めた生き方が出来るようになっていると判る。