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Dr.ビュート流の健康ライフ ー自分流のライフベネフィットー

Dr.BEAUT・ソフィーリッチ代表
医学博士 山中 直樹

「心の豊かさ」「心のつながり」を第一とした生き方-1

 「心の豊かさ」や離れていても信じ合い心の拠り所となる「心のつながり」を大切にした生き方は金融的資産や権力、名誉などの外部報酬を第一の価値観とするに対して、幸福感や達成感などと心の爽快を求める内発・内部報酬を第一の価値観とする生き方を求めるのです。
 宇宙銀河系に含まれている地球環境は現状のまゝでの資本主義的成長を"正義"として続けるには限界となっています。
 成長(Growth)を"正義"とするとは逆に、今や脱成長(Degrowth)を正義とした価値観を優先すべき時代となりました。
 人類がひたすらに追求している科学技術は脱成長を優先した人類やあらゆる生命あるものが平和な生活を幾久しく共存共栄出来るように努めなければならない時代です。
 グローバルな産業・経済的活動にあっても地球環境を大切にする脱成長社会を可能にするを第一優先だと心得るのです
 国民総生産・GNP(Gross National Product)、国内総生産・GDP(Gross Domestic Product)のような経済指標による国際的な競争が煽られています。
 世界中で貧困・格差や差別社会が広がっており、国際的な紛争、殺戮の原因となり過激なテロ集団発生理由ともなっています。
 最近のNHK番組・白熱教室に登場したパリ経済学校教授トマ・ピケティが著した『21世紀の資本』が世界的な話題となっています。
 資本主義的競争によって、ますます貧富の格差が拡大して毎年の総生産の90%をトップ10%が独占し、さらにトップ1%がその40%を独占しており、50%になると予想されているのです。
 その理由は預金や株などの金融資本は働く者の賃金より収益を得やすいからなのです。
 つまりは、資本主義体制による成長主義がこのまま続けば貧富の経済格差は、どんどん拡大することになります。
 残念ながらピケティ教授による指摘は内発・内部報酬を評価せずに、外部報酬的な価値観が中心です。
 Dr.ビュートは、外部報酬的な格差拡大を話題とするのではなく内発・内部報酬的な「心の豊かさ」「心のつながり」を第一優先にした指標を重んずる生き方を追求すべきだと思います。
 経済的指標を重んずる価値観から脱して「心の幸せ感」を幸福感、満足度とする社会を築こうではありませんか。

Dr.ビュート流の健康ライフ ー自分流のライフベネフィットー
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