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健康ライフのためのサプリメント&代替医療

Dr.BEAUT・ソフィーリッチ代表
医学博士 山中 直樹

Dr.ビュート流のダイエット法・・1

二年で18kgの体重減

私の体重は2007年末には78kg以上となり、はけるズボンは96cmでも苦しくなりました。
ズボンは広げられるだけ伸ばし、最早、限界となったのです。
加えて、ダブルのジャケット・上着はシングルとしてしか着られない程の肥満状態となりました。
しかし、現在は60.5±0.5kgを保っています。
BMI(Body Mass Index)値はチョイ肥満(過体重)レベルの28以上に上昇しました。
既に取り上げて来ましたように、BMIが28以上の上昇となれば、心臓や脳などの動脈硬化系の血管系疾患を始めとする病死の危険が増すレベルです。
チョイ肥満と運動不足によって、体がエラクなり、持久力、集中力不足ともなりました。
そこで、世にアレコレと話題となっているダイエット法に注目して科学性と客観性ある成績が発表されている論文を検討しました。
前向きで無作為試験(Prospective Randomized Trial)でなければなりません。
聴き取り調査で、例えば、お茶を一日何杯飲みましたかと過去の調査ではだめです。
××を飲んだり??を食べたりの人達がヤセタなどの調査や情報は科学的信頼性は無いのです。
評価できる論文の中で、2007年3月に国際的な一流誌のJAMAに超低炭水化物・高脂肪(Atkins 法)、生活スタイルと高炭水化物(LEARN法)、高炭水化物と低脂肪(Ornish法)、低炭水化物と中脂肪(Zone法)の国際的に知られたダイエット法を前向きの無作為試験で12ヶ月に渡って追跡調査した論文が見つかりました。
結果としては、一年後の体重がAtkins(アトキンス)法では-4.7kg、LEARN法では-2.6kg、Ornish法では-2.2kg、Zone法では-1.6kgだったのです。
Atkins法が一番の体重減との結果でした。
その提唱者のAtkins(「アトキンス式低炭水化物ダイエット」河出書房新社、2005年)が2005年に亡くなってからの第三者的研究者達による研究結果ですから恣意性は少ない研究結果と言えます。
そこで、私はAtkins 法ほどに厳密ではなく、とりあえず、御飯、パン、うどん等の炭水化物食物は食べないようにして、肉、魚、野菜は食べ放題のカロリー制限無しで試しました。
その結果、2008年3月末には76kg、つまり、2kg以上の体重減となったのです。
そこで、2008年4月からDr.ビュート流のダイエットを始めることにしたのです。

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