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インターネット公開文化講座

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頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

健康栄養食を楽しく食べる―心身が健壮となるように食べる

 私達はロボット革進の時代となっています。
 人間関係、人間とAI、IoT技術や遺伝子技術との関係、私たちの生活習慣や動植物を含む自然環境との係り方も強い影響を受けることになります。
 私達が日々に食べる食材や調理、料理法も強い影響や大きな変化をすることになります。
 次の三点に重点を置く必要があります。
 1)肉体的な問題:肉体的な健康度と幸福感
 2)精神的な問題:精神的に満たされる幸福感
 3)人と人との繋がりや社会との結びつき
 4)情報通信技術(ICT)や遺伝子編集技術と人との繋がりや生命科学との関係

 いずれの課題も健康栄養食の食べ方に大きく影響します。
 前回に、一人ひとりが同じ健康栄養食を食べたとしても、みんなが同様の健康にはなれないと解説しました。
 自分の肉体的健康度によって食べたものが胃を通って十二指腸、小腸、大腸を通過する間に大切な栄養成分がどの様に消化吸収されるかが、まず重要なのです。
 腸管は単に消化吸収をする役割だけではなく、腸内細菌が重要な役割を担います。
 善玉菌、悪玉菌と言われる細菌は胃腸の状態や機能を調節する大切な働きをするのです。
 また、腸の表面構造にある絨毛の直下には免疫細胞が2兆個もいると言われます。
 免疫力に重大な役割を果たしています。
 免疫力が不安定であれば心身は大きな影響を受けることは明らかです。
 心配ごと、ストレスやうつ状態があると食欲が落ちるのを経験した人は多いと思います。
 一人で食べる「孤食」が認知症を悪化しますが、食事を楽しく食べると言うことは重要なのです。
 「ONE PIECE」のルフィや麦わらの一味たちのような仲間、友達や知らない人達とでも楽しく食べながら心から楽しむことが重要です。
 「孤食」であっても、Skypeなどで知人と会話したり、VRと言われる仮想現実やAR(拡張現実)などの像で故人や友達などの映像を観ながらでも楽しく食べることが可能になると注目されています。
 技術革進による人間社会生活スタイルが大きく変わっている時代です。
 三度三度の食事で健康栄養食を楽しく食べるのは自分らしく元気に生きるために極めて大切なことになります。

頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド
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