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インターネット公開文化講座

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頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

幸せになる健康栄養食を食べるには-ニュートリゲノミクス(分子栄養学)
テーラーメイド栄養学とニュートリゲノミクス・・3

 新型コロナウイルス・COVID-19に自分自身が感染すれば、たちどころに命を失う可能性があります。
 自分の命がしばらく続くとの前提での飲食スタイルの意味を再考させられました。
 一瞬刹那の生き方を考えるようになり、長期的な健康がどうなるかを考える食生活の余裕は余り優先出来ないとも思えてきます。
 皆さんはどちらのスタイルを選びたいと思いますか?
 私の自由な行動や生活スタイルは否応なしのCOVID-19のパンデミックによって、突然に一転させられました。

 考えてみれば、現在のような我が国、日本だけではなく、超大国、発展途上国での国家の指導者や企業は、このハイテク時代でも、不透明、不誠実、偽り:フェイクの多い政治や経済活動を行っています。
 フェイクニュースはソーシャルメディア(SNSなど)や既存のマスメディアのみならず、政治や経済・私たちの身の回りで蔓延しています。
 一方で、一人ひとり、個人の情報やプライバシーハイテク技術や法律によって守られているとは言えません。
 新型コロナのパンデミックによって、自由に外に出て、食べたいと思う飲食を求めた生活が普通、常識ではなくなりました。
 自由な飲食の意味が変わったのです。
 飲食はアート、芸術であり、加えて私自身にとっての栄養学の科学性が重要だと私は思って来ました。
 ニュートリゲノミクス(分子栄養学)は、まさに、テーラーメイド栄養学として、私にとって大切な飲食は科学的にもハッキリ出来るのだと追求して来ました。
 飲食のアート性は、自分のうまい、美味しい、楽しさや美しさがあると考えて自分自身で調理することも大切にしてきました。
 さて、今後私自身の飲食は短期的か中長期に加えて何に重きを置くことが必要かを再度考えなければならなくなったのです。
 飲食ウェルビーイング・Well-beingにとって重要な意味を持っており、「新状態・The New Normal」時代の食文化とはとなります。

頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド
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