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インターネット公開文化講座

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頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

幸せになる健康栄養食を食べるには-エピジェネティック(遺伝子調節)茶の湯・Epigenetic Way of Tea・・3 日常茶飯のリアルand/orバーチャル茶の湯-1

 エピジェネティック茶の湯・Epigenetic Way of Teaにとって日常化するITを一人ひとりの生き方、人間関係や生活を豊かにするために用いるのです。
 COVID-19のパンデミックによって人間関係で当然と思ってきた、密な会話や共食が危険だとなりました。
 歴史的な茶の湯にとっては基本的な人間関係が危険となったのです。

 エピジェネティック茶の湯にとっては、ITを導入することによってリモート茶の湯が可能となります。
 リモート茶の湯はバーチャル茶の湯の世界も開けます。
 つまりは、実際に一か所に人が集まって開くリアル茶の湯に対して仮想的な茶の湯も開くことが出来るのです。
 秀吉による北野大茶会のような一か所に集まらないでもIT版大茶会も可能になります。
 リアルとバーチャルを融合させながらのエピジェネティック茶の湯を考えるのです。
 身近な繋がりバーチャルな繋がりとはが問われることになります。
 バーチャル茶の湯やリアル茶の湯を組み合わせる試みは未来型の日常茶飯の人間関係がどのようになるかの未来を想像・創造することになります。
 リモートでオンタイムによるバーチャル茶の湯に用いることが出来るような技術が次々に開発されています。
 技術開発によって、食感、触感、香り、質感まで感じられる可能性があるのです。
 オンラインで開催する方法は各種あって参加者の数や層はますます広がっていますから既に日常生活や仕事で使われています。
 オンラインの活用によって、身近な人たちだけでなく、国を越えて外国からも参加することが出来ます。
 多様な参加者によって、多様性のある新しい発想や繋がりが生まれる可能性を持っているのです。
 多様な文化を持つ人たちが飲食を介して繋がることが出来るからです。
 現在用いることが出来る技術は、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)技術を活用することが可能です。
 3Dスキャナーを用いて歴史的な茶の湯の場を精密に再現してAR and/or VRでその場で楽しめるようになります。
 茶の湯の場を地域、民族や国家による違いを楽しめると考えられます。
 さらには、自分の分身アバターの活用です。
 分身アバターがリアルやバーチャル茶の湯の席を自由に動き回って参加することが可能になります。
分身アバターがリアル茶の湯、バーチャル茶の湯の席を回って参加することによって多様なコミュニケーションが生まれることになります。
 エピジェネティック茶の湯はIT時代の参加者の違いを生かしたハレの非日常ケハレの日常人間的なコミュニケーションによって新たなコミュニケーション文化創造となります。
 違いを乗り越えてつながりによって統一的なエピジェネティック茶の湯文化が生まれることになるでしょう。

頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド
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