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頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド

信天翁(アホウドリ)喫茶主
医学博士 山中 直樹(宗直)

幸せになる健康栄養食を食べるには-エピジェネティック(遺伝子調節)茶の湯・Epigenetic Way of Tea・・2 日常の生活文化が変わる

 エピジェネティック(遺伝子調節)茶の湯・Epigenetic Way of Teaは飲食文化を中心に日常生活がエピジェネティックな遺伝子調節によって望ましい幸せ感ある生き方が出来るようにしようとする文化です。
 IT化によるリモート共食、リモート教育やリモート歌会なども行われるようになり、リモート茶の湯も人間関係の新しいレベルの発展が期待される時代です。
 我が国には茶の湯文化の伝統があり様式化した文化として続いています。
 現在は残念ながら日常生活とは掛け離れてしまっています。
 一方で、柳宗悦を中心とした民芸文化が発達した生活文化があります。
 しかし、北大路魯山人が既に批判したようにその民芸作品も作家化や通俗化してしまって本来の日常性の意味を失ってしまいました。

 Epigenetic Way of Teaは現代の科学技術も取り込んだ生活文化として心が豊かになってエピジェネティックな遺伝子調節が健康で文化的なWellbeingな私たちの総合生活文化として楽しもうとするものです。
 本シリーズのタイトル「かて食」&「かて茶」ワールドは、上杉鷹山が江戸時代の宝暦と文明の稲作凶作で多くの藩民が飢餓で死んでしまった為に救済するための飢餓対策です。
 本草学者達に藩内で食べられる植物のみならず動物も含めてあらゆる食べられるものを調査し、栽培、採集、製薬の方法までをまとめた「かてもの」に由来します。
 その救済書「かてもの」は、武士層よりも藩民に優先して配りました。
 藩民の飢餓対策を大切にしたのです。
 そこには調理法や食べ方まで解説して書かれています。
 そして、三大凶作の最後・天保の飢饉では餓死者は一人も出さなかったのです。
 「民間備荒録」や「凶荒豫備」「米澤産物集」「糠もの附録」などとともに今日に残っています。
 救荒から藩の殖産興業まで高めたのです。

 現代は地球の地質が「人新生」として学術的に名付けられるまでに人類地質破壊をしてしまいました。
 核廃棄物、化学肥料、食べた動物の骨のリンやCa、マイクロプラスチックなどの工業廃棄物などと人間による地質破壊です。
 こうした事実は地球環境の変化となり動物や植物の絶滅を起こすのみならず農業生産が打撃を受ける可能性が高まっています。
 地球人口が70億以上90億になるのではと予想されています。
 そうした地球環境危機の時代に私たちが飲食文化を考えながらエピジェネティック茶の湯文化としての心豊かな日常生活を送るための文化を築くのです。
 私たち命あるものは自然の海から生まれ森と天空と共に命を育んでいます。
 地球環境は私たちの自然と共鳴するEpigenetic Way of Teaのキーとなります。
 本当の日常文化が生まれるのは権力者やお金持ちからではありません。
 庶民一人ひとりの生活からなのです。
 私たちは再び万葉集にある民衆の心と生活から発展する時代なのだと思います。
 日常化するITを効率としてではなく、一人ひとりの庶民生活文化・Epigenetic Way of Teaとして高めようではありませんか。
 COVID-19など、どのような想定外のことが起こっても人間や自然に必要な個別性と普遍性のある文化を求めるのです。

頤医の「かて食」&「かて茶」ワールド
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