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足心ヨーガ健康法 ~ちょこっとヨーガ~

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

基本座法を覚えましょう

ナマステー

  『ヨーガ』という言葉を聞くと、多くの人は、ある種の体操をイメージすると思います。しかしそれは、ヨーガの一つの側面にすぎません。
  本当のヨーガは、こころをコントロールする方法なのです。


1. ヨーガに必要なものは特別何もいりません。(素足で行います)
(Tシャツ、スウェット、パジャマでもかまいません)

2. ヨーガは体力、柔軟性も問題ありません。年齢に制限もありません。
(無理しない、頑張らない、意識を集中させて行います)

~~基本座法を覚えましょう~~

ヨーガの座り方を6種類紹介しましょう。

どの座法も、親指を意識できるようになります。

足の親指に力を入れると、足の裏がよく伸ばされ、土踏まずが正しい形をとります。
(土踏まずが左右どちらかでも正しい形を失うと、お尻と肛門が緩んでしまい、身体が傾き、背骨が歪みます。姿勢も内蔵の働きも乱れ、全身のバランスが崩れてしまいます。)
①半跏趺座
(はんかふざ)
どちらかの足の甲を、反対側の足の太股にのせます−−②のポーズの片足をのせた座法

②結跏趺座(けっかふざ)
 

③正座 正座のことを「静座」とも、不動の姿勢とも訳され、『座法の王様』とされています。サンスクリット語で・・・ヴァジラアーサナ・・・という。

④安楽座(初心者に向いている。あぐらと同じ)
 

⑤合蹠(がっせき) ⑥長座(ちょうざ)

②の「結跏趺座」のことを、サンスクリット語で、・・・パドマアーサナ・・・ といいます。
パドマとは「蓮花(ハスの花)」を意味します。両足はハスの葉を、両手はハスの花を表わしています。お釈迦様が悟りを拓いた座法です。
インドでは、蓮花は「美の調和」「純粋のシンボル」として崇められています。蓮の花に宿られた形で座っていると、人はいつしか美の極致である「最純潔」の 境地に誘われ、現世での俗悪的快楽をはるかに超えた高次元の「恍惚感」を得、宇宙に流れるプラスとマイナスのエネルギーを調和させ、心と身体のバランスを 高めてくれると教えています。

この8月から、新しい一年の始まりです。『足心ヨーガ』の実習を通じて、美しく、健康に、そして幸せになってください。
  ナマステー
足心ヨーガ健康法 ~ちょこっとヨーガ~
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