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インターネット公開文化講座

文化講座

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カラーコーディネーターに聞く色の活用術

栄中日文化センター講師
竹内 ゆい子

携帯電話の色選び

 携帯電話は、毎日持ち歩くもの。私たちが最も手に触れる機会の多い、身近な"色"と言えるでしょう。10年前には黒やグレーしかなかった携帯電話の色ですが、最近では色鮮やかな携帯電話がたくさん目につきます。色鮮やかなだけではなく、デコ電といって、ラインストーンやお花などを貼り付けるなどして携帯電話をデコレーションすることが、若い女の子の中で流行っています。
携帯電話に限らず、新しい商品は出始めたの頃は機能重視で色やデザインは二の次ですが、市場に出回ると付加価値としての色が売上を大きく左右してきます。携帯電話も便利という域を超え、アクセサリー感覚が強くなってきました。
みなさんは、何色の携帯をお持ちですか?また、買い替えるとしたら何色を選びますか?
 ファッションの一部と考えて、ご自身のパーソナルカラーの中から選ぶと素敵なコーディネートができます。(第1回2回参照)耳もとに持ってくるので、携帯電話の色は顔色に影響します。是非、似合う色の携帯電話を使ってみてください。また、色はイメージを演出したり、メッセージを伝えたりできるので色の持つ心理的効果を活用する手もあります。(第3回参照)
 ソフトバンクモバイルは、2年前にファッションやデザイン関係者なら必ず知っている、世界共通のカラー言語と言えるパントン社とコラボレートして20色のポップなカラーバリエーションの携帯電話を世に出しました。地下鉄の電車でカラフルなパントンカラー20色を目にしたことがあると思います。その後、08年に8色、そして「ニューパントン」は15色のカラーバリエーションとなりました。きっとお気に入りの1色が見つかりますね。
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