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カラーコーディネーターに聞く色の活用術

栄中日文化センター講師
竹内 ゆい子

色の心理的効果

私たちはさまざまな色に囲まれて生活しています。それぞれの色は独自に、または重なり合うことによって、人の気持ちを動かしています。色には誰もが共通す るイメージがあり、メッセージが込められているのです。代表的な色のイメージと心理的効果、活用法をまとめてみました。色の心理的効果を知って、ファッ ションやインテリアに活かすことでライフスタイルの向上を目指しましょう。


色 相

イメージ

心理的効果

活用法


活動的
情熱的
陽気
神経を興奮させる
時間の経過を長く感じさせる
闘争心が起きる
気分が落ち込んでいるときは身の回りに赤を置いて元気を回復。商談、デートに吉。


優しい
華やか
柔らかい
ロマンチックな気分になる
肌触りが良い感じがする
女性ホルモンを活発にする
服装やインテリアをピンクで統一すると、心身ともに若返るエステティック効果がある。

暖かい
若々しい
スポーティ
温かみを感じる
食欲を増進させる
白や赤、黄と組み合わせるとカジュアルなイメージになる。食事が美味しく感じるためダイニングでの使用がよい。


落ち着き
淡色...上品
濃色...重厚
神経が落ち着く
充実した気分になる
ベージュと茶の組み合わせはナチュラルなイメージになる。刺激の少ない色なので居間や書斎に適している。
カジュアル
軽快
明るい
楽しい気分になる 気分優れない時に身に着けるとよい。遊び盛りの子供部屋やダイニングに使用するとよい。

新鮮
清楚
自然
活動的・開放的な気分になる
安全さを感じる
類似色相(黄・緑)と組み合わせると若々しく新鮮なイメージになる。

ナチュラル
爽やか
静けさ
集中力が増す
精神統一しやすい
脳の興奮を鎮める
茶と組み合わせるとモダン。青緑は知的なイメージ。観葉植物で癒しの空間を演出。


若さ
清潔
スポーティー
軽快な気分になる
クールな感じがする
精神が安定する
白と組み合わせると爽やか、水色と紺の組み合わせは知的なイメージ。寝室や勉強部屋、書斎に適している。


エレガント
繊細
高貴
優しさを誘発させる
印象が強く記憶に残る
官能的な感じがする
同系色やピンクと組み合わせるとエレガント。柔らかい素材、デザインで女性らしさを演出。インテリアには向かない。
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