愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

カラーコーディネーターに聞く色の活用術

栄中日文化センター講師
竹内 ゆい子

ダイエットに効く色


 軽やかな装いの季節になると冬に蓄積した脂肪が気になり、焦ってダイエットに励んだりしていませんか?ダイエットに色を有効に使うことができます。
 色は視覚を刺激して脳に様々な影響を与えます。集中力を高めたり、食欲を減退させたり、ストレスを軽減したりします。ダイエットにも有効な影響を与え、痩せやすい体にするお手伝いをしてくれます。
 脂肪燃焼系は暖色、食欲抑制系は寒色、デトックス系は緑、などその日の気分や体調によって色の使い方を考えてみたり、食事の時に取り入れたりするなど、色と心理をうまくマッチさせれば、ダイエットを楽しみに変えられ、効果が期待できます。
ダイエットに効く色の使い方をご紹介しましょう。
■鎮静効果のある色は・・・
海の色というイメージがあり、精神的な部分に働きかける色です。青は、自律神経系に働きかけ、緊張状態である交感神経優位になりがちな状態を抑えてくれる作用があります。イライラやストレスが溜まって過食してしまいそうな時、青は少しでもサポートしてくれると思います。


■脂肪を燃焼させるには・・・
ダイエットには、運動が欠かせませんが、色でその効果をUPさせることができます。
暖色系の色は、アドレナリンの分泌を促進し、やる気がでるのはもちろんですが、心拍数をあげ脂肪の燃焼を助けてくれます。スポーツウェアやタオルなどに、赤やオレンジ、黄色などの暖色を取り入れてみてください。


■食欲を抑えるには・・・
オレンジや黄色は、食欲をそそる色なので、ダイニングルームのカラーコーディネートに向いているのですが、ダイエット中は控えましょう。食事量を制限しているような場合には、「青」がおすすめです。「青」は食欲を抑えるので、青いお皿やランチョンマットなどに取り入れると効果的です。
黄緑や紫、赤紫も食欲を減退させるといわれていますが、言いかえれば、食べ物をまずく見せる色なのであまりおすすめしません。

 色は見ているだけで心理的効果があるので上手に取り入れると、ダイエット中のストレスも軽減されそうですね。
このページの一番上へ