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インターネット公開文化講座

文化講座

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カラーコーディネーターに聞く色の活用術

栄中日文化センター講師
竹内 ゆい子

上手な眼鏡の選び方

眼鏡もファッションの一部となった今、TPOに応じて使い分けたり、洋服とのコーディネートを考えて、何種類かをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?また、伊達眼鏡で知的さを演出される方などはおしゃれの上級者だと思います。普段、コンタクトレンズを使用される方も一つは眼鏡をお持ちではないでしょうか?私もコンタクトレンズ派ですが、ゴミが入ったりして眼の調子が悪くなったときのために必ず眼鏡は持ち歩いています。
眼鏡を選ぶときに、皆さんはどこにポイントをおいていますか?フレームの色と形はとても重要だと思いませんか? 色にはその人の魅力を最大限に引き出してくれる色とそうでない色があります。顔の中心にあり、存在感のあるものだからこそ、色選びは重要です。ご自身のパーソナルカラーを知って、お顔映りの良い色を選ばれることをお薦めします。
フレームの形は顔の形と関係しています。フレーム選びのポイントをまとめてみました。
●顔型と同じ形のフレームは選ばない
丸顔、四角顔など顔型と同じ形のフレームは、顔の形を強調して見せてしまいます。眼鏡が一番似合うと言われる、卵形の顔に近づけて見せてくれるラインのフレームを選びましょう。
●眉毛のラインとフレームのラインを合わせる
フレームの上の部分のラインが眉毛と同じ位置か、少し眉が出るくらいにすると、眼鏡が違和感なく顔になじみます。
●横幅と縦幅を顔のサイズに合わせる
フレームの横幅は、顔の横幅で一番張っているところの長さと同じか、少し狭くします。縦幅(上下の幅)は、眉からあごの先までの長さの1/3くらいの幅にすると、バランスよく顔になじみます。
《主なフレーム》
ラウンド型 丸めがねでジョン・レノンやハリーポッターがかけていたロイド型眼鏡。
オーバル型 横長卵型でくせが無く、ファッションを選ばない誰にでもあう無難な形の眼鏡。
スクエア型 四角い型でくせがあるが、シャープで存在感がある型。最近では変形スクエアでペンタゴン型やオクタゴン型なども人気がある。
フォックス型 目じりの上がったくせのある形。一見教育ママっぽいがファッションの上級者などはこの型を好む。最近の流行系はよくこの形を使っている。この形を8カーブにして、ツーポイントにしたりすると、映画マトリックスで使われた形になる。この形は合わせにくいので注意。
また、眼鏡はフレームの材質によっても、見た目の印象が変わります。たとえばメタルフレームの眼鏡は知的でシャープなイメージに、カラフルなセルフレームはカジュアルなイメージになります。フレームの形も含めて、眼鏡をかけた時にどんなイメージの顔になりたいか、どんなファッションに合わせるかで眼鏡選びも変わります。最初に作る眼鏡は、顔の中で眼鏡ばかり浮かないようなデザインにして、2つめからは多少遊び心のあるものを選ぶと、コーディネートの幅が広がります。素敵な眼鏡を選んで、イメージを演出してみてください。
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