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カラーコーディネーターに聞く色の活用術

栄中日文化センター講師
竹内 ゆい子

パーソナルカラーを見つけ出す方法

パーソナルカラーとは、自分自身の持って生まれた色調にマッチして、顔色や表情を明るく生き生きと見せてくれる色です。肌や髪、瞳の色など人の持つ色調は微妙に違います。自分の色を分析してよく似た傾向の色を身につけると個性が引き出され、自然に違和感なく美しく見えます。パーソナルカラーの効果は、メイクで修正するのではなく、スッピンでもまるでメイクをしているかのように綺麗に見せてくれます。まさにナチュラルビューティーの考え方です。
まずアンダートーンを見つけることから初めましょう。鏡の前で次の順に各パーツの色みを調べて自己診断してみましょう。
自分のアンダートーンが『イエローアンダートーン』、『ブルーアンダートーン』のどちらの傾向が強いのか、数えてみましょう。

(1)髪の色(染めていない本来の色)
茶色または焦げ茶 赤みの茶色または黒
イエローアンダートーン ブルーアンダートーン

(2)目の色
白目はアイボリー、
黒目は茶色または焦げ茶
白目は青白く、黒目は赤茶または黒
イエローアンダートーン ブルーアンダートーン

(3)肌の色
ベージュ系またはオークル系 ピンク系またはナチュラル系
イエローアンダートーン ブルーアンダートーン

(4)唇の色
肌の色に似てぼんやりしている 紫み強く輪郭がはっきりしている
イエローアンダートーン ブルーアンダートーン

(5)頬・掌・爪・指先の色
オレンジ、コーラルピンク 紫みの赤、ローズピンク
イエローアンダートーン ブルーアンダートーン

(6)ほくろの色
茶色または焦げ茶 グレイまたは黒
イエローアンダートーン ブルーアンダートーン

さて、あなたはイエローアンダートーン、ブルーアンダートーンのどちらの傾向が強かったでしょうか?
さらに色調やイメージを分析していくとシーズンを予測することができます。

イエローアンダートーン
明るく澄んだ色調、可愛らしく元気なイメージ...スプリング
深みのあるくすんだ色調、落ち着いて大人っぽいイメージ...オータム

ブルーアンダートーン
柔らかくくすんだ色調、上品で優しいイメージ...サマー
鮮やかでコントラストの強い色調、モダンでシャープなイメージ...ウインター


これはあくまでも自己診断のため、そのシーズンに合う要素を多く持っているというようにご理解ください。実際の診断は、鏡の前でドレープ(色の布)を当てて顔映りを判断します。
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