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ガーデニング

園芸家 栄中日文化センター講師 名古屋野生蘭同好会会長
吉田 篤

アジサイの剪定と挿し木

 7~8月になりますとアジサイの花も終わりになって来ます。最近は、咲き進んで花色が変化して緑や茶赤になっているものを、秋色アジサイと呼びアンティークカラーに変化した花を楽しむようになって来ました。
 アジサイは適切な剪定をしないと、大きくなりすぎてバランスが悪くなってしまいます。普通は花後の7月に剪定をしますが、秋色アジサイを楽しんだあとの8月末までには剪定をしましょう。切戻す位置は芽当たりがあれば、その上で切ります。心配なら大きな芽の所で切りましょう。私はあまり気にせず成るべく下の方で切ります。今年伸びた緑の茎の所で切っても良いし、昨年の茶色の茎の所でも良いです。
 昨年の茎に芽当たりが無いようでしたら、今年の茎の所で切り1~2週間様子を見ますと、下の昨年の茎の所から新芽が出て来ますので、もう一度下の芽の所で切ります。
 遅くとも9月の初めまでには切戻ししますと、来年の花芽が出来ます。

 切取った枝で挿し木をしてみましょう。
 ① 花の所を取って下の葉の所で、切ります。一枝で3本位採れます。
 ② 挿し木の枝の葉を3分の1残して切ります。
 ③ 1時間ほど水に浸して水上げをします。
 ④ フラワーアレンジに使うオアシスを用意します。
 ⑤ オアシスを包丁で適当な大きさに切ります。
 ⑥ オアシスに穴を空けてアジサイの枝を挿します。
 ⑦ 明るい日陰で水を切らさないように1月ほど管理します。
 ⑧ オアシスを突き抜けて白い根が出て来ましたら、オアシスごと土に植え込みます。

 オアシスは、100円ショップでも売っています。土を使わない挿し木としてお手軽に出来失敗も少ないです。
 この方法は、生産農家さんが大量に苗を作る時やっています。農家の方になぜこんなひと手間かけるのか聞きました所、育苗箱での従来の挿し木より歩留りが良くあとの小分けの植え込みが楽だそうです。

切戻して2週間ほど経過しています。

オアシスはとても柔らかいです。

竹串で穴を空けます。

明るい日陰で管理。

1ヶ月ほどで白い根が出て来ます。
このまま植え込みます。左は黄金テイカカヅラ。

ギャラリー

荒子川公園にて「コケ玉展」(7/16.17)を開催しました。

アザレア椿・・・7・8月に咲く夏咲き椿、花付がとても良い。

ショクダイオオコンニャク・・・インドネシア・スマトラ島産。世界最大と言われているショクダイオオコンニャクの花を東山植物園(7/6)に、見に行って来ました。午後からでしたので、香り(悪臭)は感じられませんでした。

植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/

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