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ガーデニング

園芸家 栄中日文化センター講師 名古屋野生蘭同好会会長
吉田 篤

シクラメン Cyclamen percicum

 12月になりますと、シクラメンが店先に並び始めます。最近は花色や花形がバラエティ豊かになり選ぶ楽しみが広がりました。お店で売られているシクラメン(ペルシカム)は、トルコあたりの温暖な地域の原種から改良されたため、寒さには少し弱いです。ミニシクラメンも霜に当たらないように気を付けましょう。原種シクラメンに関しては第7回の原種シクラメンを参照して下さい。
 置き場所は、12月~3月は室内の窓辺で日によく当てましょう(レースのカーテン越し)。終わった花は種子が出来ないように取りましょう。

 最近のシクラメンを紹介します。


「天使の羽根」 小輪ペチコート咲き


「天使の羽根」 花弁が甲竜(立体的に盛り上がる)になっていて独特な花形です。
日本で育種されました。

ブルー系シクラメン


「月下」(げっか) ブルー系シルバーリーフ(銀葉)
ブルーと言っても青紫色に近い色合いです。


「ブルービクトリア」


ブルー系フリオラ


淡い藤色と切れ込んだ花弁が魅力的。


「ワーリーギグ」 ガクが花弁化している花です。


「冬桜」


「ミルキーガール」 絞り咲き(縞花)の花です。他には「ハーレカイン」が知られています。


「フェアリーピコ」 小輪八重咲き種。オシベが無いので花持ちが良い。


「フリオラ」黄花


「ブルマージュ」 大株の豪華さは素晴らしく、大変人気があります。


「ピアス」 咲き始めは白く徐々に濃くなります。


フリル咲き


「アンジュ」 フランス語で天使と名付けられています。上向きに咲きます。


「カール」 赤花 花弁が厚く反転しない。

植物の知識が広がる講師H.P.
http://floweryhill.net/

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