文化講座
~美しい女性のための快眠法~
五月になり、一年のうちでも緑が美しく、最も気持ちの良い季節になりました。
緑が目に眩しく、心地よい風が気持ちいいですね。
さて、
日頃から快眠の大切さをお伝えしておりますが、
今回は、眠っても眠ってもだるさが抜けない、疲れが取りにくい・・と感じていらっしゃる方のためにお伝えさせて戴きます。
最近では、女性外来という女性の問題に特化した医療の窓口もあるようですが
『なんとなくだるい、疲れが取れない』などの原因は、睡眠不足、または、質の良い睡眠が摂れていない、女性ホルモンのバランスの崩れ、ストレス、歩き方、食事の摂りかた、運動不足など実は原因は様々です。
貴方の原因は何でしょうか?
1. 原因をチェックしましょう <1>
(1)いつだるさを感じますか?
a)毎日
b)週末だけ
c)誰かに会う時やどこか決まった場所で
d)生理の周期に沿って
a)毎日の場合
家庭や仕事でのストレス・更年期などのよるホルモンバランスの低下、免疫のトラブル、など様々な原因が考えられます。何日も続くようでしたら、一度お医者様に診て頂いても良いかもしれません。
b)週末だけの場合
働いている方に多いかもしれませんが、平日と休日の変化が激しいと起こることがあります。
生活習慣を考え直してみることも大切です。
ご本人の睡眠の状態を知って戴くために、『睡眠日誌』を付けていただくことがありますが、これも自分を知るひとつの方法になるようです。
どんなノートでもいいですので、まず自分の日常をなんとなく書きとめてみましょう。
・時系列に記入し、感情や自分の反応なども書いてみると案外気づかなかった自分のクセが見えてきて、調整できたりするようです。
c)決まった誰かに会うときや決まった場所の場合
決まった誰かに会うときや決まった集まりに出かけると、なんだかだるくなる・・という方は、職場や家庭、子どもの母友達や地域の集まりなどに参加すると調子が悪くなると感じている方は、その場所にストレスを感じているかもしれません。
心の調子が崩れることで身体のバランスも崩れることはもちろんあります。
長く続くようでしたら、早めに診察や臨床心理士などのカウンセリングをお受けすることをお勧めします。
d)生理周期に沿っている場合
女性は年齢によって女性ホルモンの働きが変化をします。脳からの刺激によって分泌されるこの女性ホルモンには、二種類あります。
1)エストロゲン(卵胞ホルモン)・・女性らしさを作るホルモン
2)プロゲステロン(黄体ホルモン)・・妊娠を助けるホルモン
エストロゲンという卵胞ホルモンは大切な女性らしさ(肌のはりやつや!)を作るホルモンですが、卵巣への働き以外にも、皮膚や筋肉、感情などにも関わっていることが分かってきています。
その為、女性ホルモンはこころと身体に大きな影響を及ぼしています。
ストレスやダイエットなどによって、脳がダメージを受けやすくなることから、
ホルモンバランスが崩れやすくなります。
<睡眠不足は女性ホルモンを減らします!>
女性は、ホルモンによって、こころも身体も変化します
女性の中には、PMSといって月経前症候群にかかっていらっしゃる方は、イライラしたり、不安感や、緊張感による不眠などを引き起こします。本当に毎月のことですので、お辛いことと思います・・。
私たちは、体温を下げながら眠りにつくと以前お伝えしましたが、生理前というのは、高温期になり、体温が下がりにくくなるために 寝付くのに時間がかかる方が出てくるようです。
また、睡眠不足が続きますと、エストロゲンの分泌も低下します・・。女性の美しさにとって、やはり質の良い睡眠は欠かせないといえるのですね。
女性らしい身体のラインや肌のはりは、いくつになっても必要ですね。質の良い睡眠をしっかりとって、美しさを維持しましょう!
2. 原因をチェックしましょう <2>
a)もしかしたら食事が原因?
1)コンビニなど外食は多くないでしょうか?
2)甘いもの食べ過ぎていませんか?
3)ダイエットしていませんか?
炭水化物・たんぱく質・脂質・ミネラル・ビタミン
だるさと同時に、集中力が低下してきたと感じている人は、酵素・ビタミンB群・ミネラルなどが毎日摂れているか、ちょっと見直してみましょう。
昔の日本人の食事は健康食といわれ、世界の見本となっています。
ひじきやこんぶ、海草をはじめ、納豆や豆製品をバランスよく摂ってまいりましょう。
b)もしかしたら運動が原因?
運動不足もだるさの原因になります
睡眠カウンセリングの時に、運動はしてみえますか?という質問を伺うと『いやーもう少し暖かくなったらやろうと思っています!』と、出来ていない方が多いのが実情です。
まずは、近所を歩いてみる→ 走ってみる
気が向いた時だけ → 週に一回
など、自分にあったぺースで進めてみてください。
楽しみがないとなかなか出来ませんから、季節を感じられる散歩コースやジムなどで素敵なインストラクターを探してもいいですね。
身体を動かすことは、質のよい睡眠にも繋がります。
3. 足裏リフレクソロジー
(1)自律神経 | ...自律神経を整えるために |
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(2)甲状腺 | ...甲状腺ホルモンを分泌し、生命維持のための最低限の基礎代謝を向上させ、心拍数や身体の成長や交感神経の活動も促進させる器官です。 |
(3)脾 臓 | ...脾臓は血液をろ過して造血も行う器官です。リンパ球を作り、血液中に供給します。 |
(4)鼠径リンパ | ...脚の付け根になるリンパ節です。リンパ節は免疫器官のひとつで、身体を守る役割を果たします。くるぶし周り。 |
いつまでも美しく・・それは女性の永遠のテーマです。
何歳になっても美しくいるためには、高価な化粧品よりの質の高い睡眠の方が数倍の価値があることがあります。
参考にして頂けますと嬉しいです。
今回も最後までお読み戴きましてありがとうございました。
皆様が ぐっすり眠れますように・・。
心から願っております。
快眠セラピープラスドゥース代表 スリープケアマスター
栄中日文化センター講師
心療内科講師
ナードアロマアドバイザー
リフレクソロジスト
日本心身医学会学会員
ホームページアドレス http://www.yoi-nemuri.com(よいねむりどっとこむ)