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ぐっすり眠れる快眠法のすべて

一般社団法人 日本快眠協会 理事長
日本心身医学会学会員/睡眠学会学会員
今枝 昌子

~夏の疲れを長引かせない快眠法~



皆様、長かった夏がやっと終わりました。
今年の夏は、異常気象ということで、なかなか寝付けなかったり、
夜中に何度も起きてエアコンを付けたり消したりと、
身体の疲れが取りにくい睡眠だったのではないでしょうか?

9月に入り、急に涼しくなると
体調を崩しやすくなりますが、そうならないためにも
免疫アップが大切です。

その免疫を上げる前に、
胃腸の疲れは、いかがでしょうか?
毎日暑いと、つい冷たいものを口にしがちです。
胃腸の調子を、まず整えることが大切です。

季節にあった快眠ポイントを
今月から
食事・寝具・体操・アロマ・足裏の情報に分けてお伝えさせていただきます。
どうぞ、ご参考になさってくださいませ。

☆ 食事 ☆
疲れた胃腸にやさしい食事のポイント♪

(1)油は避けましょう。
消化に時間がかかるため、腸に負担がかかります。

(2)胃腸にやさしい炭水化物で。
つい、胃の疲れを感じると、あっさりしたものを求めがちですが炭水化物は、胃にもやさしい上にエネルギー源です。しっかり摂って、回復力アップいたしましょう。

(3)良質のたんぱく質を摂りましょう。
脂肪の少ない豆腐・卵・鶏肉などは、バランスよく摂りましょう。

<作ってみましょう♪快眠ドリンク>

クエン酸で、胃腸回復ドリンク♪

冷えて疲れた胃腸に温かホット梅酒レモネード
☆ 材料 ☆
梅酒 大さじ 1・1/2
レモン汁   1・1/2
はちみつ 大さじ 1
レモン輪切り 1枚

作り方
(1)カップに材料を入れてよく混ぜる
(2)熱湯160ccを注いで混ぜて、レモンを乗せる

とっても、簡単に出来上がります。
一度お試し下さいませ。

胃腸にやさしい食事を摂って、
スムーズに消化を促進することが、胃腸力の回復に繋がります。
胃にとどまる時間の短いこと。
腸に負担をかけないことが、大切です。

☆ 代謝アップのストレッチ! ☆

夏のだるさが残ってしまったカラダに、全身の活力アップの簡単ストレッチ

横向きに寝た状態で、上側の足首を持ち、うしろに反らせるストレッチです。
太ももの筋肉をほぐし、血流を良くして疲労物質を取り除きやすくしてくれます。

☆ 寝具 ☆

朝晩の気温の変化に注意してください。
体温の変化に対する保湿性・吸水性・放湿性に優れた寝具が快適な眠りのために最重要条件です。
この季節は、
真綿がお勧めですが、最近はあまり聞かないかもしれませんね。

ですが、
寝具店で、寝具のプロからは真綿をお勧めされるでしょう。
一度、試してみてください。
実は、肌触りもよく、触れる感覚でもリラクセーション効果も注目されている素材です。
お布団だけでなく、パジャマの素材にも注目したい季節ですね。

☆ アロマテラピー ☆

気の流れ、血の流れを整えて
新陳代謝を活発にするため、バスソルトを使って体の芯からリラックスタイムを・・

材料 天然の塩  30g
精油   オレンジ、ユーカリ、ラベンダー各一滴

☆ リフレクソロジー ☆

<足裏のポイント>
夏の疲れは、胃腸からすっきり!
ぐっすり眠れず、疲れたカラダを整えるには、消化器系へのアプローチが有効です。

(1)胃
(2)大腸
(3)小腸
(4)自律神経

右のポイントをしっかりと揉み解してみてください。
夏の疲れを感じるはずです。

これを感じたら、左手で裏側を支えながら、右手親指でぐっと押してみてください。
指に自信の無い方はむりをしないで、こぶしでぐりぐり押してみてください。
TVでも観ながら、知らないうちに癖になっているといいですね♪

今回も最後までお読み戴きまして本当にありがとうございました。
皆様が ぐっすり眠れますように・・。心から願っております。


快眠セラピープラスドゥース代表  スリープケアマスター
栄中日文化センター講師
心療内科講師
ナードアロマアドバイザー
リフレクソロジスト
日本心身医学会学会員
ホームページアドレス  http://www.yoi-nemuri.com(よいねむりどっとこむ)


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