文化講座
Checking Out (チェックアウト)
インドベナレス 写真提供:「文化センター 長谷郁代さん」 |
今回のレッスンはホテルのチェックアウトです。請求書を見せられたらよく見て間違いがないか確認してからサインしましょう。では会話例を見てみましょう。中日文子がチェックアウトするところです。
(F: Fumiko, C: cashier)
F: | 「I'd like to check out , please. Room 123.」(チェックアウトしたいのですが。123号室です。) |
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C: | 「Ms. Fumiko Chunichi?」(中日文子様ですね。) |
F: | 「Yes. How much do I owe you?」(はい。いくらになりますか。) |
C: | 「It all comes to $275. Here's your bill.」(全部で275ドルになります。) |
F: | 「Let's see... What's this charge for?」(え...と。この料金は何ですか。) |
C: | 「It's for your long distance phone call.」(お客様のご使用になられた長距離電話の料金です。) |
F: | 「I didn't make any phone calls.」(電話は一度もしておりませんけど。) |
C: | 「Let's see... What's this charge for?」(ちょっと調べてみます。) |
(a moment later)(しばらくして) | |
C: | 「I'm sorry. I must've overcharged you. Here's your new bill, $235.」(失礼しました。余分に請求申し上げてたようです。こちらが新しい請求書です。235ドルになります。) |
F: | 「All right.」(わかりました。) |
C: | 「How would you like to pay?」(お支払いはどうなされますか。) |
F: | 「Do you take traveler's checks?」(トラベラーズチェックでもよろしいですか。) |
C: | 「Yes, we do. Of course you'll have to sign them.」(結構でございます。こちらにサインをしていただきます。) |
(Fumiko signs her name with Chinese characters)(文子は漢字でサインをする。) | |
C: | 「Wow! It looks like spaghetti to me.」(まあ、スパゲッテイのようね。) |
F: | 「And does it look delicious?」(どお、おいしそうに見える?) |
チェックアウトする時は Check out, please. だけでもいいのですが、前に I'd like をつけることもできます。
いくらですか?と訊ねるときは How much will it be? と言う事も出来ます。Owe はもともと「借りがある」という意味ですがいくらになりますか?と訊ねるときに会話にあるように How much do I owe you? と言えます。
請求書は bill とか check と言いますが check は小切手の意味もありますのでホテルでは bill を使ったほうがいいでしょう。何のための料金かと訊ねる時は最後にforをつけて What's this charge for? となります。
電話をするのは make a phone call といいますが全く電話をしなかったら I didn't make any phone calls. ですね。
請求が多すぎる時は overcharge という単語をつかいます。会話例では「きっと請求し過ぎてしまったのですね。」と言い訳していますので(must have + 過去分詞)の構文を使って I must have overcharged you. といっています。
どのようにしたいか訊ねる時は How would you like ~ ? の表現をつかって How would you like to pay? (お支払いはどのようになさいますか?)と言っています。支払いの時にトラベラーズチェックを受け取ってくれますか?と訊ねる時は take とか accept を使います。Do you take (又は accept) traveler's checks? となりますが、I'd like to pay by traveler's checks. などと言う事も出来ます。
最後にクラークが冗談にスパゲッテイのように見えると言っているので文子も冗談で切りかえして言っています。冗談が言えるくらい余裕ができるといいですね。では今回の会話をよく憶えておいて今度ホテルに泊まったら英語で try してみましょう。See you next month !