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変えよう“ねむりの質”向上委員会!

一般社団法人 日本快眠協会 理事長
日本心身医学会学会員/睡眠学会学会員
今枝 昌子

8月のテーマ「夏ばて解消法」

本格的な夏に入りました。
仕事に集中しすぎていると、知らない間に夏が終わってしまったと気づくことの無いように心身ともにリフレッシュできるイベントを楽しみたいですね。
今年は富士山が世界遺産に登録されたことで登山を計画されている方も多いと思います。

ずばり、山での森林浴にはこの時期が最も適した季節です。

今のシーズンに山に入ると夏らしい強いエネルギーを感じることがあると思いますが、これは森で虫たちが活発に活動する時期で、木々たちも自己修復する時期だからです。
修復のためにたっぷりと樹液を出すことによって、森の中はテルペン類の香りで満ち溢れます。
テルペン類の作用は、いわゆる「森林セラピー」での森林効果のことです。
気持ちが落ち着いてリラックスさせ、更にリフレッシュもさせてくれる
思わずたっぷりと空気を吸い込みたくなる香りです。
是非、季節を感じるためにも、この時期に森林浴を体感してみてください。
休みあけの仕事が一層はかどること間違いありません。

<食事>
~疲労回復 ねばねばキムチ~

クーラーで冷えた身体の芯を唐辛子で血流を良くして温めます。
発酵の過程で、ビタミンB1、B2等の様々なビタミンやタウリン、アスパラギン酸など疲労回復にもオススメです。
納豆とオクラのねばねば「糖タンパク質」は粘膜を強化して免疫力をアップします!

☆レシピ☆
納豆 1パック
キムチ 大さじ2
オクラ 3本
しょうゆ・ゴマ油 各小さじ1

☆作り方☆
①納豆は、よくかき混ぜておく
②キムチは刻み、オクラは塩少々と板ずりして輪切りにする
③全ての材料を混ぜ合わせて、出来上がりです

是非、お試しくださいませ。

<運動>
~ウォーキング~

夏ばての予防と解消には、ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。
呼吸を意識できるため、運動中から運動後の副交感神経の働きが高くなります。姿勢が大切ですが難しく考えすぎず、まっすぐ前を向いてかかとで着地し、親指で蹴る。そんなイメージを持ちながら歩いてみてください。

<効果>
①運動することで、低下していた食欲が増進します
②体内リズムが整い、良い眠りにつくことができます
③全身の倦怠感も自律神経のバランスが整うことで改善します

<タイミング>
 ◇夕方から眠る2~3時間前の涼しい時間に気持ちの良い程度のウォーキングをお試しください。

<寝具>
~夏ばて防止のための生地!~

夏ばて防止のためには、
まずは気持ち良い感覚も大切です。
 ◇ 手が触れたとき、「冷たく」感じること
 ◇ 汗をかいても、良く吸水することで「身体を冷やさない」

そんな生地がオススメです。
竹レーヨンは、値が大きいほど冷たいと評価される接触冷感価値が麻よりも冷たく感じるというデータが出ています。
また、竹レーヨンは、肌触りがサラッと気持ち良く、じとじとやムレ感が少なく汗も良く吸ってくれるため、「汗が結露として溜まって身体を冷やす」ことがありません。
快適な夏の夜を過ごすためにピッタリな生地になります。

今月も最後まで読んで頂きまして
ありがとうございます。

今夜もぐっすり眠れますように・・

社団法人 日本快眠協会
理事長 今枝昌子
協会HP
http://www.kaimin.or.jp


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