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インターネット公開文化講座

文化講座

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ヤル氣・勇氣・元氣・陽氣・素敵になる健康法

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

夏の疲れを取るために

みなさま実習していただけましたか!如何でしたか!
ヨーガはすぐに効果はでないけど、続けていただくうちに、元気で・素敵で・幸せな自分と出会えます。疲れている時、イライラしている時等は、即効性があり ます。9月は、暑い夏をとりあえずしのいで、やっと落ち着いたところで、疲れた身体を手入れして調え、秋のよい季節を充実して過ごすための準備の月とした いですネ。そこで、9月は『夏の疲れを取るために』をテーマに実習します。


★「夏の疲れを取るために」

1.足指の曲伸

足に溜まった血液の流れをよくして疲れを取ります。

1) 両手を重ねて指関節を曲げる

2) 反らす
   
心臓から一番遠い足指は、血液がとどこおりやすいので、足の血液の流れをよくすると、疲れが取れます。

 

2.チョウチョ体操

下半身にたまった血液の流れをよくするために

1) 足裏を合わせ、膝を外へ割ります。
   
2) 膝の上に手をのせ、ちょうちょが羽根を広げるように、ゆっくり床に広げます。(2~3回繰り返したあと、自分の体でいい気持ちと感じるまでジーと保ちます。)

 

3.雄牛のポーズ

 ※大きな牛になったイメージで実習して下さい。

疲れた時は、ちょっときつめのポーズをした方が疲れが取れます。

1) 右足をできるだけ前に出します。
   
2) 左足先は、ちょっと内側に踵もつけておきます。
   
3) 両手をゆっくり上に上げ、手首を曲げます。(牛の角をイメージします)
   
4) ゆっくりゆっくり前足を曲げます。(呼吸は自然の呼吸です。ゆっくり体の声を聞きながら動作してください)
   
5) ポーズがきまったら、自分の体が無理のない程度、保ちます。
   
6) 苦しくなる前に、ゆっくりもどします。

 

4.立った前屈のポーズ

 
膝裏を充分伸ばしてね!
全身に活力がでてきます

1) (3)のポーズの実習の後、右足を左足に揃えて、ゆっくりゆっくり前屈します。
   
両手の使い方は、いろいろバリエーションがあります。ご自分のできるところでいいのです。ポーズにこだわらないで、いい気持ちの声が聞こえればいいのです。

 

5.呼吸法

1) 鼻からゆっくり吐いて、腹をへっこます。苦しくない程度止める。

2) ゆっくりお腹をゆるめて吸う。自然に止まったら、少しあごを引いて止める。(苦しくない程度)ゆっくり吐く。


呼吸法は、いつでもどこでもできます。疲れたなぁと思ったら実習して下さい。

=基本呼吸法です=
<呼吸法の三原則>
1.基本的に鼻呼吸
2.ゆっくりする
3.まず吐くこと

では、また来月お会いしましょう。それまでお元気で!

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