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インターネット公開文化講座

文化講座

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ココロと体のためのワンポイント・ヨーガ

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

足心ヨーガ健康法 背骨呼吸法

ナマステー


寒いとかなんとか言っているうちに三月になりました。
三月は、春・夏・秋・冬の春の時季になり、早い春になります。
三月三日は、桃の節句、ひなまつり。
三月五日は、「啓蟄(けいちつ)」・・・土の中の蛙や蛇が冬眠から覚めて、地上に這い出してくるという意味です。
三月十七日は、彼岸の入り。
三月二十日は、春分の日。
とこれだけでもう、春の風が心をうきうきさせてくれます。
寒さに縮んでいた手も足も、体も心も、思い切り伸ばしたくなります。
体内に閉じ込もり、眠っていたエネルギーを、ヨーガのアーサナで目覚めさせ、自分の中にある力を引き出しましょう。そして、春の花のように、ひとひら、ひとひら自分の花を咲かせましょう。
自分の潜在能力を目覚めさせ、自分の花を咲かせましょうをテーマに、実習します。
ヨーガのアーサナは、背骨を中心にアーサナを実習します。よって、詰まっていたエネルギーが流れ始め、自分の中にある力、自分だけに与えられている力に目覚めるのです。
感情は、季節によっても影響を受けます。急に内なるエネルギーが動き出すと、(春~冬へいく時)体と心のバランスを崩し易くなります。
ゆっくり、ゆっくり、自分の体を開き、心を開いてゆきましょう。

【1】チャクラのポーズ

●  このポーズを実習する前に、十分、手首のほぐしをします。
●  腰、背骨も十分ほぐしましょう。

(ねじり、前屈、反り)
 




※  このチャクラのポーズは、七つのチャクラが開きます。特にアジュナ・チャクラが開くと言われます。眉間のあたりにあります。眉間の奥には、脳下垂体、松下線ホルモンがあります。体と心の全てを指令するホルモンです。
このポーズをすることで、全身が活性化され、元気になります。
また、アジュナ・チャクラが目覚めることにより、第三の目が開かれ、直感力が出てくると言われます。




 
●  仰向けに寝て、手は体の脇に。
●  膝を立てる。
●  肘を曲げて、指先を肩の方に向ける。
●  手の平を両耳の横の床につける。
●  ゆっくり腰を浮かし、手に力をこめて背中を床から離し、頭のてっぺんを床につける。
ここまでが第一段階です。ここまででも十分です。
●  手と足でバランスをとりながら、肘を伸ばし、頭のてっぺんを床から離し、ポーズを決める。

【2】天の邪鬼(あまのじゃく)のポーズ


※  頭頂にある、サハスラーラ・チャクラが開発されます。
全ての詰まり(神経・血液・リンパ・プラーナ)がとれて、大きな自分に出会えます。

 
●  正座から、両手を膝の前に、手先を外側に向けておく。
●  つま先を立て、お尻・腰を上げて頭を床につけ、
●  肘の上に膝をのせ、保ちます。
●  さらに進めて逆立ちのポーズへ
※  このポーズは指導者について実習のこと!



 
●  準備のポーズとして、ウサギのポーズを入れましょう。

~~~背骨呼吸法~~~

呼吸法は、いつでも、どこでも、誰にでも(寝たままの生活を強いられている人にも)実習できます。
背骨呼吸法は、だんだん背骨に刺激を与える機会が減っていく私たちに、生命力を吹き込んでくれます。
背骨は身体の中心です。また、心のよりどころです。何よりも自律神経そのものです。生きていくには、とても大切なものです。
背骨に生き生きと「気」を流してみましょう。

①  座法は楽な座法
②  背骨はシャンと伸ばす。
③  肛門から → 背骨 → 後頭 → 頭頂 と息を吸い上げます。
④  吸い切ったら、あごを引いて息を止める。腰がグーッと伸びる。
⑤  苦しくなる前にあごをゆるめて、ゆっくり吐く。
吸う → 止める、あご引く → 吐く


今年も春一番の便りがとどいてきました。

「足心ヨーガ」で、明るく・元気に、光り輝く春を迎えましょう!
ではまた、来月お会いしましょう・・・。

ナマステー
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