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ココロと体のためのワンポイント・ヨーガ

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

足心ヨーガ健康法 体と心をつくる基本的なポーズ

ナマステー


四月になりますと、色とりどりの花が咲き乱れます。
サクラ・タンポポ・つくし・チューリップ・ねこやなぎ・・・・・と、生きとし生けるものの命が生々化育され、うれしい・楽しい・喜びいっぱいの季節になりました。
今月は、生命が生々化育されていく様子を現わすポーズです。

--体と心をつくる基本的なポーズ--

【1】 頭をひざにつける体位
(ジャーヌ・シールシャ・アーサナ)
【2】 【1】のポーズから
<効果>足の裏筋肉、腰が伸ばされ、足の疲れがとれます。


 
●  左足を曲げて、かかとを会陰に当てる。
●  右手で右足の親指を持ち、左手を添える。
●  ゆっくり、ゆっくり背中を反らせる。
●  ゆっくり、ゆっくりあごを胸に引きつけ、頭をひざに近づけるようにして上体を倒す。
●  10秒~30秒、保つ。(反対も行なう)
●  両手を体の後ろの床につけます。
●  ゆっくり、ゆっくり反ります。(胸・のどを十分に伸ばします)
※  大地に眠っていた生きものが、うーんと気持ち良く目覚め始めるイメージで。
※  背骨に気を通すイメージで。

【3】 【2】のポーズから 【4】 【3】のポーズから
<効果>内臓の働きを活発にする。 <効果>背骨や骨盤の歪みを調える

 
●  左手を太股に置き、右手は腰にからませて、ゆっくり、ゆっくりねじる。
●  右手を床に、左手を上げ、右手を少しずつずらし、ゆっくり、ゆっくり脇を伸ばしてゆく。
●  左のお尻が浮かないよう注意して、左ひざも出きるだけ床につける。

【5】 タンポポのポーズ 【6】 つくしのポーズ




 
●  【1】~【4】のポーズを終わったら、右足のひざを曲げて、左足の上に置く。
●  パドマ・アーサナ(結跏趺座)で両手を上に上げ、タンポポの花のように、指と指の間を十分に広げて、保つ。
●  苦しくなる前に戻し、足をほどいてホーッと一息。(反対の足も実習する)
※  両足が太股の上に置けない人は、床に置いて実習して下さい。【1】~【4】のポーズもです。
●  両足は腰の幅に開いて立ちます。
●  両手を上に上げ、クロスして合掌します。
●  ちょっとしゃがんで、膝をくっつける。
●  つくしになったつもりで、保つ。
※  春は、つくしのような苦いものを食べて、体の毒素を外に出しましょう。

【7】 つくしのポーズ−変形です。





 
※  体調に合わせて、実習して下さい。





~~~色彩呼吸法~~~

「青」は、落着き・淋しさ・悲哀・深遠・沈静。
「白」は、清純・清々しさ。
「黒」は、陰欝・不安・いかめしい。
「ピンク」は、愛らしさ・やさしさ。
・・・・・というように。
今月は、自分の好きな色をイメージして呼吸をしましょう。

例えば  あなたが青を好きならば、青い海の上で青空を眺めている・・・

青い空気に全身がつつまれ・・・

その青い空気を吸い込み・・・

体中に充満させていく・・・

とイメージします。

全身が青く光り輝いている姿を視覚化します。

ピンク色の色彩呼吸をして、若返りもいいですね。

いよいよ春本番です。

毎日元気で、素敵で幸せな自分と出会えるために、「足心ヨーガ」で体と心を癒しましょう!
ではまた、来月お会いしましょう・・・。

ナマステー
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