愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

旬のオリジナルクッキング

郷土料理研究家
栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰
伊藤 華づ枝

ニョッキのクリームソース

このページでは、『今まさにこれが話題・旬!』という食材をとりあげ、大切なお客様や、家族の記念日などに作りたい、おしゃれレシピをご紹介しております。 第2回目は「ニョッキ」のご紹介です。

ニョッキとは、じゃが芋団子(広義ではパスタ)のこと。イタリア中心に ドイツやオーストラリア、フランスなど各地で食べられています。

その素朴な味は、大人も子供も大好き! ヨーロッパでは、来客用としてより、 そうざいとして食べられることが多く、特にローマでは、「木曜日はニョッキ」と言われるほどの定番のレシピとなっています。

今から20年ほど前に、料理研究のためにヨーロッパを研究した私は、 初めて食べたニョッキの味とそのなめらかな舌ざわりが、その美しい町並みの思い出と重なって、忘れられなくなりました。 日本に帰ってから、試作をかさねて仕上げたのがこれ。作り方など、 当時とほとんど変わっていません。

パスタと同じに考えられることから、今回のようなクリームソースの他に、 ソースをバター風味にしたり、トマトソースやミートソースで和えるのも良いでしょう。手軽な味わいは、ふだん着のパーティー向きです。

日本では、そろそろ北海道産のホクホクじゃが芋が出回る季節。 新物で作る素朴でやさしい風味のひと皿は、美容と健康にも良いオーソドックスレシピ。

やさしく・かわいく・素朴で、まるであなたのようねと、友人どうしの 「カジュアルパーティー」で、もてもてになること間違いなしのひと皿です。


ニョッキのクリームソース
<材料・4人分>
ニョッキ ジャガイモ 400g
小麦粉 100g
卵黄 2コ
ナツメグ 少々
塩・こしょう 適宜
バター 20g
パルメザンチーズ 20g
玉ねぎ 1/2コ
マッシュルーム 10コ(120g)
バター 20g
生クリーム 150ml
1/3カップ
小さじ1/3
こしょう 少々
ハーブ 適宜
粉チーズ 適宜

<栄養価計算数値>
エネルギー:386kcal
たんぱく質:11.5g
脂質:20.5g
塩分:0.8g
<作り方>
1 ジャガイモは茹でて裏ごしし、卵黄、ナツメグ、塩、こしょうで調味し、 小麦粉を入れ固さを調節し、なめらかになるように混ぜます。
2 少量ずつ取り分け、転がして円筒形を作ります。
3 玉ねぎのみじん切りをバターで炒め、これにマッシュルームのみじん切りを加え、 更に炒めます。塩、こしょうで調味し、生クリームと水を加えて少々煮詰め、 ソースを仕上げます。
4 (2)を沸騰したお湯に入れ、上に浮きあがってくるまで数分で茹で、 皿に盛ってソースをかけ、ハーブを飾ります。
好みで粉チーズを適量をかけて召し上がります。
このページの一番上へ