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旬のオリジナルクッキング

郷土料理研究家
栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰
伊藤 華づ枝

バナナのシシカバブ

 このページでは、「今まさにこれが話題・旬!」という食材をとりあげ、大切なお客様や、家族の記念日などに作りたい、おしゃれレシピをご紹介しております。第12回目は「バナナのシシカバブ」のご紹介です。

真夏の太陽が、誰よりも先に「私だけの夏」を応援してくれているかのように、キラキラと輝く季節となりました。海に山にと、気持ちはもうすっかりリゾート気分という人も、多いことでしょう。

海でのリゾートならば、潮風をほほに受けながら、雄大な海の向こうにある国のことを考えたりする。山でのリゾートならば、深緑の樹々の中を流れる水の奏 でるシンフォニーに、耳をすましたり。こうして自然に身をゆだね、心地良い風の中で、日頃のストレスを忘れ、「生きる力」を取り戻すのが、まさに極上のリ ゾート。

しかしどんな時にも大切なことは、命の源となる「食事」です。ダイナミックでジューシーで、スパイシーで大人も子供も男も女も、紳士も淑女も大好きとい う欲張りなレシピは無いかと考えたら、これしかないというのが、この「バナナのシシカバブ」です。

シシカバブはトルコの肉料理で、シシはトルコ語で「剣」、カバブは同様に「焼く」という意味です。もともと羊肉を漬け汁につけて、串に刺して焼いたもので、ジプシーの料理とされています。

今回は、代表的なトロピカルフルーツのバナナを挽き肉生地に混ぜ込んで、ソーセージ状にして焼いた野性的な中にもフルーティーな逸品です。

私が出演中のテレビ番組で紹介したところ、レシピ希望者が殺到したという自慢の一品を、皆様向きに更に更にグレードアップして、ここにご紹介します。

海や山でのバーべキューやミニパーティーなどで、このひと皿が大きな話題となることを願って・・・・・

バナナのシシカバブ
<材料・4人分>
バナナ 1本
A 合いびき肉 300g
生パン粉 2/3カップ
1コ
小さじ1/2
こしょう 少々
カレー粉 大さじ1
玉ねぎ
(みじん切り)
1/4コ
サラダ油 少々
しょうが
(すりおろす)
1かけ分
にんにく
(すりおろす)
1かけ分
サラダ油 適宜
付け合せ 適宜
<作り方>
(1) (A)をよく混ぜ合わせ、バナナの粗切りを混ぜます。
(2) (1)を8等分し、10センチ位の細長い棒状にして小麦粉をまぶします。
(3) (2)をバーベキュー串に刺して焼き、付け合せの野菜と共にエスニック風に盛りつけ、召し上がります。
生地にフレッシュハーブを刻んで混ぜ込むと、更に香りが引き立ちます。
家庭では、フライパンで転がしながら焼き、焼き上がってから串に刺すと良いでしょう。
サルサソースなどの辛いソースをかけても良いでしょう。
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