今月は、ハーブを鉢に植えてみます。鉢植えで育てる場合、成長後の大きさを考えながら、鉢を選びます。 鉢植えは、移動しやすく、少しのスペースでも大丈夫です。 ビニールポットより2まわりほど大きな5～6号鉢（直径15～１8㎝）に植え替えて育てます。ただし、レモングラスやローズマリーのように、草丈が高く なったり横に大きく広がるようなハーブは、10号鉢（30㎝）以上の鉢に植えつけます。

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＜苗を鉢に植えてみましょう＞

＊　準備するもの 苗 （レモンバーム・初めての方でも育てやすいです） 鉢 鉢底網 鉢底石 スコップ 園芸用手袋 割り箸 土

＜用土作り＞

用土の標準的な配合　　　赤玉土　　　腐葉土　　　バーミキュライト　　　パーライト 　　　　　　　　　　　　　　　 6～7　　　　 3～2　　　　　　　1～0.5　　　　　　　 1～0.5

＜土の種類＞

赤玉土 ・・・・・・・・・	水はけ・水もちとも良い土。 大粒（径8～15mm・鉢底用土にもなる） 中粒（径4～7mm・いちばん多く使われる） 小粒（径2～3mm・主に挿し芽用）
腐葉土 ・・・・・・・・・	ナラ、クヌギ、カシなど硬質の落葉を堆積して発酵させたもの。 土の通気性を良くし、土を柔らかくする。
バーミキュライト・・	通気性、水もちが良い。
パーライト・・・・・・・	通気性、水はけが良い。

＜初めての方でも育てやすい・レモンバームを鉢に植えてみましょう＞

① 鉢底網を鉢底に敷く。 鉢穴から土が流れるのを防いだり、害虫が侵入するのを防ぐため。

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② 鉢底石を鉢底に入れる。

③ ポットから苗を取り出す。

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④ 苗を鉢の中央において、位置を決める。

⑤ 苗と鉢の間に土を入れる。

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⑥ 割り箸で土をつついて、隙間ができないようにする。

⑦ 土を足す。鉢の上の縁から土まで2cm程空くようにする。 　 　 植えつけ完了。

＜ 今月のおすすめハーブ ＞

レモンバーム

科名：シソ科　種類：多年草　利用法：ティー、入浴剤、料理など

レモンの香りがして、リラックスしたいときにティーに最適。
ミントと同じシソ科で、とてもよく似ています。交雑しやすいのでミントの近くに植えないようにします。