今月は卵の殻を利用したポマンダー(香り玉)をご紹介します。 |
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暖かくなり、ようやくガーデニングの季節がやってきました。ハーブたちも元気にどんどん生長していきます。
でもどうですか? 去年よりちょっと元気がなくなってしまったハーブはないでしょうか?ハーブを育てていく上で一番大事なことは"土づくり"なのです。ちょっとひと手間かけるだけで丈夫なハーブが育ちます。
今回は、ハーブにふさわしい用土についてご紹介します。 |
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用土の種類 |
赤玉土
赤土を乾燥させたもの。通気性、排水性、保水性に優れる。崩れやすいため、できるだけみじん(粒が崩れてできた粉末)が少ないものを選ぶ。大粒、中粒、小粒があるが、ハーブは中粒を使用する。 |
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腐葉土
広葉樹の落葉を発酵分解させたもの。通気性、保水性に優れる。葉の大きな断片が残っているもの、すっぱい匂いがするものは、発酵分解が進んでいないので避ける。 |
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バーミキュライト
蛭石(ひるいし)を高温処理し膨張させ人工用土。通気性、保水性に優れる。 |
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基本の配合 |
通気性、排水性、保水性のバランスのよい、 |
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保水性重視の配合 |
赤玉土 |
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腐葉土 |
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バーミキュライト |
6 |
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3 |
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1 |
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市販のハーブの培養土 |
とてもお手軽に利用できる土です。ハーブの栽培用に何種類もの用土をバランスよく配合されています。メーカーによっては、配合内容比率が異なる場合がある。 |
ポイント |
地中海沿岸地方で育ったハーブの多くは、弱アルカリ性の土を好みます。
日本の土は酸性土なので、石灰を加えて弱アルカリ性にします。(このことを中和すると言います。)
しかし加えすぎると生育が悪くなるので気をつけます。
赤玉土と腐葉土で土作りをしましょう! |
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土の構造 |
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ハーブがよろこぶ土とは・・・次の5つの条件がそろえば元気に生長していきます。 |
① 土の中に十分に酸素が含まれていること。
② 土と粒と粒の間に隙間があること。ふかふかの土であること。(団粒構造の土と言います。)
③ 排水性(水はけ)があること。
④ 保水性(水もち)がよいこと。
⑤ 通気性(空気の通り)がすぐれていること。
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ハーブの生育に適したよい土を作って、今年もガーデニングをお楽しみ下さい。 | |