このページでは、郷土の特産品を使った、オシャレで楽しい家庭料理を紹介しております。 今月は、「ポモドーロ=イタリア語でトマトの意」を使ったチキンの煮込み料理です
鮮やかな色が、味が良いのは、露地ものが主体となる夏。まさにこれからが本番の夏野菜 です。
原産地は、南米のアンデス高原。その後ヨーロッパに伝わりました。イギリスでは、ラブ アップル(愛のりんご=精がついて、性ホルモンの分泌が高まる)、ドイツでは、天国の リンゴと呼んで、健康的な真っ赤なかわいい形を、リンゴにたとえて愛するようになった のです。
さて、わが日本には明治以降に輸入され、当初は観賞用でしかなかった植物でした。現在 、愛知のトマト生産は、その気候・風土が幸いして、全国第2位となっています。
ビタミンCとAが多く含まれ、便秘を予防するペクチンを多く含んでいる上に、その酸味 は気分を爽快にして、ストレス防止になりますから、女性にも男性にもうれしい食材と言 えましょう。愛知の男女に「さわやかさん」が多いのも、うなずけるところですね。
さて今月は、私のおもてなしレシピ=名古屋風チキンのトマト煮をご紹介しましょう。
名古屋コーチンとトマト、きしめんをとり合わせた、評判の「アラッ!」レシピです。
ナンバー2で作り方をご紹介。
6月はアナゴを紹介予定
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<材料・4人分>
名古屋コーチン (鶏もも肉を使用しても良い) |
2枚 (700g) |
塩 |
小さじ1/3 |
こしょう |
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油 |
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にんじん(小) |
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セロリ |
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小玉ねぎ |
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オリーブ油 (又はサラダ油) |
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にんにく(みじん切り) |
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A |
トマト (完熟・皮をむいて種を取ったもの) |
250~300g |
赤ワイン |
大さじ4 |
水 |
1カップ~ |
固形スープの素 |
1コ |
ドライオレガノ (又はバジル) |
小さじ1 |
B |
塩 |
小さじ1 |
こしょう |
少々 |
きしめん(ゆで) |
2玉 (300g) |
<栄養価計算数値・1人分>
エネルギー:478kcal たんぱく質:21.5g 脂質:18.5g 塩分:2.3g |
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<作り方>
1 |
鶏肉はひと口に切り、軽く塩とこしょうをふって 下地をつけ、両面を色よく焼きます。 |
2 |
にんじんとセロリは棒状に切り、玉ねぎは皮をむきます。 |
3 |
厚手なべにオリーブ油を入れて弱火でゆっくりと にんにくを炒め、②も加えて更に炒めます。 |
4 |
③に(A)を加えてしばらく煮込み、 ①を加えてオレガノの入れ、 アクをとりながら煮込みます。 |
5 |
④に(B)で調味し、器にソースを からめたきしめんと共に盛ります。 |
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