自然体験 | 組合員レポート
山村たいけんin東白川 清流白川で三宅おじさんと遊ぼう
平成14年7月21日(日)晴れ時々くもり
清流白川で三宅おじさんと遊ぼう
ここに掲載以外の写真をご覧になりたい方はこちらをクリックしてください。
写真をクリックすると拡大写真を見ることができます。
- ※このページにある写真をクリックすると拡大写真を見ることができます。
空高く広がる入道雲とミンミンゼミの声。まぶしい日差しを受けキラキラ輝く川の水面。梅雨も明け、盛夏を迎えた東白川村。清流白川のほとりで、15組52名の家族がアウトドア体験を楽しんだ。
<午前>
三宅おじさんと遊ぶ
講師 |
/ |
三宅邦夫さん(中日こども会) |
|
/ |
山崎治美さん(中日こども会) |
|
/ |
東白川村の方々 |
09:00~ |
参加者受付
早々に到着した参加者は、さっそく河原に直行。「川遊びは2回目。普段はなかなか体験できないので楽しみ」と話すお父さんの横で、はしゃぐ男の子。講師の"三宅おじさん"こと三宅邦夫さんに川魚を捕ってもらった姉妹は、大切そうにバケツに入れて、にっこり。タモを手に男の子たちは意欲満々。今日も子どもたちは元気いっぱい!
|
10:10~ |
開会式
|
10:30~ |
うたあそび
まずは、芝生の上で体をめいっぱいつかった遊びを体験。講師の山崎治美さんが「大きなくりの木のしたで つるつるつるー♪」と振り付きで歌うと、参加者はくすくす。「今日は、お店屋さんゴッコをします。今のは何屋さんでしょう?」と聞くと、「うどん屋ー!」「そば屋ー!」と答える声。初めは照れていた参加者も、すぐにノリノリで一緒に振りマネで歌いだす。親子で向かい合って、お互いの髪をチョキチョキする床屋さんバージョンも。『おふろやさん』の歌で、お風呂に入ってさっぱりしたところで、三宅おじさんにバトンタッチ。
|
←「♪なかよく遊びましょう まーいどありー♪」 |
|
10:50~ |
三宅おじさんと遊ぼう
最初は「輪ゴム新聞パチン」。輪ゴムをつなげた中日こども会スタッフが、ひもの両端を持って、参加者がパチンコのように新聞紙を飛ばすと、次々に歓声が上がる。みんなで大きな輪をつくって、中心にいる三宅おじさんのところにくつを投げて遊ぶ「くつ集め・くつ探し」や「親探し・子探し」など。三宅おじさんの遊びは、身近にあるものをつかって、親子が一緒に楽しめるものばかり。いろんな遊びを体験した参加者は「気分壮快!」。お孫さんと一緒に参加したお祖父さんは「帰ったら孫と遊びます」とニコニコ。
|
←「ぼくの、わたしのくつはどこ!?」。夢中で走る子どもたち。 |
|
11:45~ |
アマゴつかみ大会
河原に移動して、アマゴの手づかみにチャレンジ!白川に放流されたアマゴは、参加者の手をすいすいっと通りぬける。「ぬるぬるしてるー」と魚を初めて触る女の子。「頭を先に押さえて、しっぽをつかむといいよ」とコツを教え合う参加者たちは、すっかり仲良し。「あっちだ!こっちにいるよ!」。歓声を上げながら、アマゴつかみを楽しんだ。
|
←ほら、見て!がんばって捕まえたよ。 |
|
12:20~ |
炭焼きバーベキューとアマゴの塩焼き
お昼は、中州で炭焼きバーベキュー。東白川村の方々に用意していただいた、肉や野菜などの材料と一緒に、アマゴの塩焼きに挑戦。「遊んで捕って終わりではなくて、きちんと最後まで食べること。大切な命です。感謝していただきましょう」という東白川村の村雲さんに、さばき方を教わり、串を刺して炭焼きに。自然の中で食べるとおいしさ倍増。川のせせらぎを聞きながら、河原のバーベキューを満喫。
|
←「魚ってこんなにおいしかったんだ」とバーベキューを楽しむ参加者。三宅おじさんと一緒に『ハイ、ポーズ』 |
|
<午後>
水辺観察会
13:40~ |
水辺観察
ズラリと並んだ川の生き物のサンプルを前に、講師の國村恵子さんから捕り方のコツを聞くと、参加者は川にザブザブ。石をめくったり、目を凝らして水中を探す子どもたち。「温泉みたいで気持ちいい」と洋服のまま水につかっちゃう女の子も。
|
←「平らな石の下をめくると見つかりますよ」と、参加者に捕り方のコツを話す講師の國村さん。 |
捕れたのは、1位カワヨシノボリ(川魚)、2位サワガニ、3位カジカガエル。今日一番の大物、オイカワという魚を捕ったお父さんは「岩場にいて、すっと手を出したら捕れました」。「このきれいな川の水をつくってくれているのは、みんなが捕った川の生き物たち。川によって生きているものが全部違うので、今度、遊んだときに気をつけて見てくださいね」と國村さん。観察が終わったら、生き物たちを川に返して「さようなら、ありがとう」。
|
←タモですくい上げて「何がいるかな」。白川の透き通った水は、水底まではっきり見える。 |
|
14:50~ |
閉会式
解散後も、元気な子どもたちは川遊びを続行。自然の中でめいっぱい遊びながら、命の大切さも学んだ1日となった。
|