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季節のおしゃれ料理を素敵にテーブルコーディネート

郷土料理研究家
栄中日文化センター提携 インターティアラ・お料理サロン 主宰
伊藤 華づ枝

夏の焼き鳥パーティー   ~涼しさを呼ぶテーブル作り~

★焼き鳥 「この季節には絶対これが食べた~い」「こんなおもてなしをしたい!」「ミニパーティーを開いて、みんなをアッと言わせたい」など、だれもが願うことではないでしょうか。 このページでは、季節のおしゃれ料理と手軽にできるテーブルコーディネートのコツを、アバイスしております。

第12回目は、先日開いた焼き鳥パーティーの様子をご紹介しましょう。



ひと味違うホームパーティー
私は大のパーティー好き。定番のクリスマスからお正月、お花見や七夕、ハロウィンなど、行事の度にその季節のおいしい食材を使って献立を考え、お客様をもてなすのが趣味となっています。
先日も、大好きな人達を招いて、ホームパーティーを楽しみました。この焼き鳥パーティーも、とても評判が良く大成功。"家庭で焼き鳥?"と驚くかもしれま せんが、下準備をしておけば、後は焼きながら食べられるので、席をはずして会話を中断することもなく、おしゃべり好きの私にピッタリ。焼きたての香ばしい 串と、よく冷えた冷酒を囲む庶民的なテーブルは、親近感が増し、会話も一段と弾みます。今年の夏は、より親しくなりたい人を招いて、あなたも焼き鳥パー ティーはいかがでしょうか。
 
日本の夏を涼しく
今回は、暑い夏を少しでも涼しく、さわやかに感じさせる工夫をいくつかご紹介したいと思います。
まずテーブルクロスは、海を思わせる濃い青色を。このように落ち着いた色は、料理を引き立て、テーブル全体を引き締めてくれます。そして緑の巻きすをラン チョンマット代わりに。グリーン(写真左)を飾って、すがすがしい雰囲気を演出します。青や緑、白、透明などの色は、「涼」を感じさせますね。
冬には温かい印象を与えていた火鉢(写真右奥)ですが、夏のテーブルでは氷を浮かべたワインクーラーとして登場させましょう。おしぼり(写真右手前)も、 直前まで氷で冷やしておきました。メイン料理の焼き鳥は、一人用卓上コンロ(写真中央)で焼きたてをいただきます。焼き鳥をあおったり、自分をあおったり と、うちわも大活躍。
最後は、名古屋名物天むす(写真中央右)を用意しました。ごま油で風味をつけたプリプリのエビ天を握った自慢の天むすは、取り合いになる程でしたよ。 さあ皆様も、このコーディネートを参考にしていただいて、暑い夏の夜を元気に、仲良く乗り切ってください。

 
焼き鳥
<材料・4人分>
鶏もも肉(皮なし) 200g
たまり 大さじ1
鶏もも肉(皮なし) 200g
塩・こしょう 少々
うま味調味料 少々
ねぎ(中太) 1本
ししとうがらし 4本
生しいたけ(小) 2枚
鶏ひき肉 200g
卵(S) 1/2コ
パン粉 大さじ2強
青じその葉(刻む) 8枚
小さじ1/4
こしょう 少々
しょうが汁 少々
うずら卵(ゆで) 8コ
レモン 1/2コ
七味唐辛子 少々
粉山椒 少々
竹串 16本
<作り方>
(1) 鶏肉は(A)(B)ともに12切れに切ります。
(2) ねぎは3センチ長さで8つに切り、ししとうがらしはヘタを少し切り、しいたけは半分に切ります。
(3) (C)をよく練り混ぜてつくねを作り、16コに丸めます。
(4) 竹串はあらかじめ水につけておきます。(こうすると焦げにくい)
(5) (A)の鶏肉とねぎを(4)に交互に刺して4本作ります。(鶏肉、ねぎ、鶏肉、ねぎ、鶏肉)
(6) (B)の鶏肉にはししとうがらしとしいたけを刺して4本作り、やや強めに塩、こしょう、うま味調味料をふります。(鶏肉、ししとう、鶏肉、しいたけ、鶏肉)
(7) (3)で作ったつくねとうずら卵を刺して8本作ります。(つくね、卵、つくね)
(8) (5)~(7)をオーブン又はフライパンで焼きます。(フライパンの場合は油を少々入れてフタをし、弱火で焼きます)
(9) レモン汁や七味とうがらし、山椒などをふって召し上がります。
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