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身近なものでアロマテラピー

一般社団法人アロマハンドトリートメント協会代表理事
木之下 恵美 Megumi kinoshita

アロマテラピーのはじまり

                  

2008年、明けましておめでとうございます。
今年は子年、十二支の始まりの年ですね。
始まりの年の始まりの月のアロマテラピーのお話として、
アロマテラピーをいつもより遠くからしっかりと眺めてみたいと思います。
アロマテラピーを毎日考えるものとして思うことを書いてみますね。

     

アロマテラピーとは、日本語で芳香療法。このことは、第1回のときにお話しました。
この芳香療法は、20世紀に入り確立した近代的な療法です。
それまでも、植物療法として精油(エッセンシャルオイル)を用いることはあったのですが、精油のみを植物のツールする学問はありませんでした。

フランスの化学者であるルネ・モーリス・ガットフォセによって、
1930年代にアロマテラピーが夜明けを迎えるまでは。

アロマテラピーという新しい概念が人々に知らされて20年もたたないうちに、
人類ははじめて20世紀というひとつの世紀の中で世界大戦を2回も経験をし、
混沌と可能性、希望と憂鬱をいまだかつてないスピードで経験をしました。

アロマテラピーは、そんな時代の中で育まれることとなります。

アロマテラピー自体もそんなスピードの時代を反映してか、幾度も分岐点にたちます。

医療現場において。
補完医療として。
美容や癒しとして。
企業が商品を販売するための補佐役として。
アロマテラピー自体が商品となって。

アロマテラピーは問われます。
アロマテラピーは、人類にとってどのように「役に立つ」のかと。
2008年、これからのアロマテラピーはどこへ行くのでしょう。
まだ完成されていないアロマテラピーという分野に答えはないから
もっと追求し、高め深めていかなければならないということを思います。

今までになく速い流れの中にある21世紀という時の中だからこそ、
大切に考えたい自然の知恵であると思います。柔軟に。大胆に。
年齢や性別を超えて、ジャンルを超えて高めていけたらいいなあ・・・と思います。
基本に返りつつ、前に進みつつ、アロマテラピーのレシピを掲載いたします。
いつでも使える常備用軟膏です。リップクリームにしても、怪我や火傷に使っても、かさかさほっぺにも、
ひざやひじ、かかとのかさかさや乾燥して起こす痒みにも使っていただけます。
すばらしくて、基本的な軟膏です。
それをオーガニックの材料でつくってみました。

     

オーガニックミツロウとオーガニックホホバオイルの常備用軟膏の作り方

材料

オーガニックミツロウ
オーガニックホホバ
ステンレス軽量カップ
スプーン
15mL容器
オーガニック真性
ラベンダー精油
オーガニックティートリー精油
ティーライトキャンドル
ガラス棒
1個 (約1~2g)
10mL
1個

1個
2滴

2滴
1個
1本

作り方

ホホバオイルを10mL、ステンレス軽量カップスプーンに入れます。
①へミツロウを1個入れます。
ティーライトキャンドルに火をつけて、②を火にかけます。
③が溶けたら、15mL容器に注ぎ込みます。
④の粗熱がとれて表面が白くなりかけたら、オーガニック真性ラベンダー精油とオーガニックティートリー精油をいれて、ガラス棒でよく混ぜます。

常備用軟膏の出来上がりです! できあがった軟膏は、3ヶ月以内の消費期限です。

 切り傷や火傷、日焼けや虫刺され、吹き出物などお肌の不調になんでも使えます。
 もちろんリップクリームやひざやひじ、かかとのクリームとしてもとても重宝します。
       

Lavozou(らぼぞう)店舗紹介
名古屋市天白区元八事3-352
電話:052・832・8833
営業時間:10時30分~19時30分
定休日:火曜日と第3月曜日
Lavozou(らぼぞう)ネットショップができました!!
⇒ http://www.lavozou.com/ からお入りください。

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