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インターネット公開文化講座

文化講座

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身近なものでアロマテラピー

一般社団法人アロマハンドトリートメント協会代表理事
木之下 恵美 Megumi kinoshita

10月のアロマテラピー 〜神無月の月〜

                   

いつのまにか夕方暗くなるのが早くなり、 夕方7時ともなると空には月は姿をはっきりと現します。
暑かった夏の名残りも遠く思い出に変わる頃でしょうか。
季節の変わり目にできること、香りでお話いたしましょう。
季節の変わり目は、自律神経や内分泌(ホルモン)、免疫のバランスを崩しやすくなります。
寒さや気温の変化に敏感になり、夏と同じ過ごし方をしないように心がけたいものです。
上手く気温の変化に順応できないときこそ、天然の香りが持つ効果を享受しましょう。

こころと身体のバランスを上手にとると、季節の変化に上手く順応しやすくなります。
人間のこころと身体には周期があります。
たとえば、皮膚の表面にある表皮層という部分は28日周期で新しく生まれ変わります。
女性の性周期も約28日を刻みます。
この28日周期は、命を営むためのひとつのキーサイクルといえるようです。
もちろんそれ以外にも1日の中でのサイクルや一生の中でのサイクルがあります。
ここでは、28日というキーサイクルを香りとともに見てみましょう。

月の満ち欠けも約28日をサイクルとして刻みます。
地球と月の間の引力が潮の満ち引きや出産にも関係するといわれます。
人間のこころや身体にも少なからず関係するようです。
満月より少し前の月が満ちていく頃(上弦の月)の頃は吸収の時期といわれ、満月はエネルギーを最大限にする時期といわれ、新月へ近づいていく下弦の月の頃は、洗い流していく時期、
新月の頃はリセットと浄化とスタートの時期といわれることもあります。

少しまとめてみました。

上弦の月   新月から満月までの約14日間。エネルギーを蓄え、満月へ満ちていく時です。
香りでいえば、オレンジやカモミール、グレープフルーツなど。
満月 良いことも悪いことも、そのパワーを最大限にするといわれる時期です。
香りでいえば、イランイランやジャスミン、ローズなど
下弦の月 満月から新月までの約14日間。溜め込んでしまったものを洗い流す時期です。
香りで言えば、ジュニパーやユーカリ、ラベンダーなど
新月 こころと身体がゼロ、終わりであり、始まりである状態です。
香りで言えば、シダーウッドやフランキンセンス、ベルガモットやリンデンなど

Lavozouの月のブレンドオイル4種です。
左から、上弦の月、満月、下弦のつき、新月

ちなみに、10月の新月は11日、10月の満月は、26日です。
10月1日から10日までは「下弦の月」の時期、
10月11日は「新月」
10月12日から25日までは「上弦の月」の時期、
10月26日は「満月」
そして、再び10月27日からは「下弦の月」の時期へと移行していきます。
そんな月と地球の引力の中で、香りを考えて使ってみる、というのも、
少し楽しい季節の変わり目の香り遊びと上手な季節の変わり目の過ごし方です。

       

Lavozou(らぼぞう)店舗紹介
名古屋市天白区元八事3-352
電話:052・832・8833
営業時間:10時30分~19時30分
定休日:火曜日と第3月曜日
Lavozou(らぼぞう)ネットショップができました!!
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