文化講座
手作りみそ
時代は今、本物の手づくり料理を求めています。母から子へと伝えられてきた家庭での伝承の味が途切れてしまい、教えてくれる人が少なくなりました。 このページでは、伝統をふまえながらも家庭で作りやすいようにアレンジした、「とっておきレシピ」や最新の保存食品を伝授します。 手作り料理は、安全・安心というおまけ付きでもあります。 このページで、家族の健康と笑顔を手に入れましょう。 |
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第7回目は、日本古来の発酵食品「手作りみそ」です。 後世にずっと伝えていきたい食品のひとつにみそがあります。日本には、大豆を原料とした食品や調味料が数多くありますが、中でもみそは私たち日本人にとって「お母さんの味」になくてはならない存在でしょう。 「みそ汁は医者要らず」という言葉があるように、私たち日本人は昔からみそ汁として毎日飲み、健康を維持してきました。まず、原料が大豆ということで、良質たんぱく質、食物繊維も豊富で、カルシウムや鉄分などのミネラルをバランスよく含みます。次に、発酵食品であるため、良い腸内細菌を育て、免疫力を高めます。この発酵食品の効用については、前回ふれました。その他にも、ガン予防やコレステロール値の低下、美肌効果、集中力を高め、頭の回転をよくするなど、みその効用はまさに医者要らず。 しかし、みその塩分が心配という方もいらっしゃるでしょう。安心してください。具をたっぷり入れたみそ汁の塩分は約1.2gです。塩分を気にするより、みそ汁が持つ健康パワーの方がはるかに大きいといえます。しかも具の代表格、ワカメには塩分を排泄する働きがありますから、おすすめです。 東海地方の「赤みそ」は、旨味が強い分、みその中でも塩分が低く、その味と共に体にもクセになるおいしさなのですよ。 ご紹介の手作りみそは、風味も抜群ですから、みそ汁の他にも、そのまま野菜につけたり、ごはんにのせたり、いろいろお試しください。「寒仕込み」と呼ばれる、1月から2月の寒い時期に仕込んだみそは絶品です。 「手前みそですが...」と自慢したくなる味をお約束します。 |
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<お役立ちトピックス> ~ご飯にも、お酒にもよくあう~ みそを使った激ウマ!レシピ
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<注目の栄養素・イソフラボン> 原料の大豆に含まれる成分のひとつで、ポリ フェノール類の一種。女性ホルモンのエスト ロゲンに似た働きをし、更年期障害の緩和に 効果的。 <主な効用> 骨粗しょう症予防 乳ガン・子宮ガン・前立腺ガンの予防や、動脈硬化の予防、コレステロール値の低下、高血圧予防、美肌効果など |
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