時代は今、本物の手づくり料理を求めています。母から子へと伝えられてきた家庭での伝承の味が途切れてしまい、教えてくれる人が少なくなりました。
このページでは、伝統をふまえながらも家庭で作りやすいようにアレンジした、「とっておきレシピ」や最新の保存食品を伝授します。
手作り料理は、安全・安心というおまけ付きでもあります。
このページで、家族の健康と笑顔を手に入れましょう。
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第12回目は、さわやかな酸味が体を癒してくれる「マリネ」の作り方をご紹介します。いよいよ夏本番。戸外の蒸し暑さとは裏腹に、建て物や乗り物に一歩入れば、涼しいというより肌寒い程冷房がきき、そのはげしい温度差に体調を崩すこともしばしばみられます。大切な日に限っていつもダウンなんてことは絶対避けたいですね。夏の思い出作りは、まずは健康あってこそです。
この季節、夏バテ気味の体を救ってくれるのが、「酢」。お酢には、①疲労回復 ②食欲増進 ③殺菌作用 ④消化吸収を助ける ⑤血糖値・血圧の正常化 ⑥ストレス解消 など、様々な効果が期待できます。家族でお寿司を囲むのもよし、夏野菜に酢をたっぷり使ったドレッシングをかけるのもよし、またツルツルっとところてんをいただくのも涼しげでよいですね。そして、時には「マリネ」はいかがでしょうか。マリネとは、肉や魚、野菜などを漬け汁に浸した料理のこと。さわやかな酸味がきいたマリネをいただけば、
きっと暑さに負けないエネルギーが湧き出してくることでしょう。 |
材料
(4~6人分) |
分量 |
イカ |
2杯(400g) |
白ワイン |
大さじ2 |
玉ネギ |
1コ(200g) |
赤ピーマン |
1/2コ(80g) |
セロリ |
1本(100g) |
A |
サラダ油 |
120ml |
酢 |
大さじ5 |
レモン汁 |
大さじ1 |
塩 |
小さじ1強 |
こしょう |
少々 |
レモン(薄切り) |
少々 |
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(1) |
イカは腹ワタを抜いて軟骨を取り、皮をむいて輪切りにします。なべに入れ、ワイン蒸しします。 |
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(3) |
(A)をよく混ぜてマリネ液を作り、(1)と(2)を漬け込みます。器に盛り、レモンを飾ります。
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材料
(4~6人分) |
分量 |
小アジ |
12匹 |
ねぎ |
1本 |
赤唐辛子 |
1本 |
A |
酢 |
1/4カップ |
しょうゆ |
1/4カップ |
砂糖 |
1/4カップ |
みりん |
1/4カップ |
酒 |
1/4カップ |
小麦粉 |
適宜 |
揚げ油 |
適宜 |
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(1) |
アジはよく洗って水気をとり、薄く小麦粉をまぶしてカラリと揚げます。(アジが大きい場合は、頭と腹ワタをとってもよいでしょう) |
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(2) |
ネギは3~4センチ長さのぶつ切りにし、網で焦げ目が少しつく位に焼きます。 |
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(3) |
器に揚げたての(1)と(2)を入れ、熱々の(A)をかけて漬け込みます。味がなじんだらいただきます。
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~番外編~
暑い季節にサッパリとノドを潤す甘いマリネを2種類ご紹介します。 |
材料
(4~6人分) |
分量 |
トマト(中) |
4コ |
A |
水 |
250ml |
砂糖 |
大さじ7 |
洋酒(ディタ) |
大さじ1 |
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(1) |
トマトは湯むきし、くし型に切ります。 |
(2) |
(A)を煮立て、熱いうちに(1)にかけて漬け込みます。 |
(3) |
冷めたら洋酒で風味をつけます。
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材料
(4~6人分) |
分量 |
グレープフルーツ |
1/2玉 |
キウイフルーツ |
1コ |
リンゴ |
1/2コ |
バナナ |
1本 |
グラニュー糖 |
大さじ3 |
レモン汁 |
大さじ1 |
洋酒 |
大さじ3 |
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フルーツは適当な大きさに切ってグラニュー糖とレモン汁を加えて混ぜ合わせ、グラニュー糖が溶けたら洋酒を加えて冷蔵庫で冷やします。
※お好みのフルーツでお楽しみください | | | |