文化講座
おやつの上手な与え方
今もっとも注目されている「食育」。しかし、「食育ってなに?」とあまり深く知らない人も多いようです。
そんな人々のために、今シリーズは「食育」をとりあげました。
「高齢者のための食事とは」、「働き盛りの人のための食事とは」、「幼児のための食事とは」、「よく噛むことの大切さ」、「カルシウムの大切さ」など、基本的な知識と最適レシピを12回テーマでわかりやすくご紹介しています。
第6回目のテーマは「おやつの上手な与え方」。
最近の子どものおやつは"砂糖づけ""油づけ""塩づけ"とも言われ、見渡せば「甘いお菓子」や「清涼飲料水」「スナック菓子」に取り囲まれているような日々。子どもを取り巻く食環境は「甘い誘惑」で満ち溢れています。
こうしたおやつを食べたいときに好きなだけ食べさせていては、心身にトラブルを招くことは必至。
今回は、健康を保つためのおやつの正しい与え方と、親子で作りたいお菓子レシピをご紹介します。
~参考文献~
・あたらしい家庭の健康料理 著者:伊藤華づ枝
・食事で変わる「良い子」と「悪い子」 著書:伊藤華づ枝
・食生活全般論 著者:伊藤華づ枝
そんな人々のために、今シリーズは「食育」をとりあげました。
「高齢者のための食事とは」、「働き盛りの人のための食事とは」、「幼児のための食事とは」、「よく噛むことの大切さ」、「カルシウムの大切さ」など、基本的な知識と最適レシピを12回テーマでわかりやすくご紹介しています。
第6回目のテーマは「おやつの上手な与え方」。
最近の子どものおやつは"砂糖づけ""油づけ""塩づけ"とも言われ、見渡せば「甘いお菓子」や「清涼飲料水」「スナック菓子」に取り囲まれているような日々。子どもを取り巻く食環境は「甘い誘惑」で満ち溢れています。
こうしたおやつを食べたいときに好きなだけ食べさせていては、心身にトラブルを招くことは必至。
今回は、健康を保つためのおやつの正しい与え方と、親子で作りたいお菓子レシピをご紹介します。
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★ | 子どもは成長が盛んなため、大人に比べて体重あたりのエネルギーや栄養素が多く必要です。 また、消化吸収機能も未発達で、一度に食べられる量が少なく、1日3回の食事だけでは必要な栄養量を満たすことができません。そのためにおやつが必要となります。3回の食事で摂ることができなかった栄養分を子どもはおやつで補うのです。 |
★ | おやつは子どもの活発な生活に休養を与え、疲れをとり、気分転換と情緒の安定につながります。 |
★ | 良い習慣づくりを身につけさせます。おやつの前に手を洗って食卓で食べることや、なるべく買い食いを避けること、食べた後に歯磨きをさせて虫歯を予防させることも大切です。 |
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子どもは誰でもお母さんの手作りが「最高!」なのです。 そして時には子どもと一緒にお好み焼きを作ったり、白玉団子を作ったりしてみてください。 忘れられない思い出になるでしょう。 飽食の時代だからこそ、大切にしたいのは心の豊かさ。子どもはお母さんが僕のために、私のために作ってくれたという愛情を喜びと感じ、それがあらゆる面での自信につながっていくのだと思います。 難しく考えることはありません。毎日のおやつ作りは、カンタンにできるもので、目先を少しずつ変えることがポイントです。 |
・ | いつもの牛乳に果汁で風味をつけてみる |
・ | アイスクリームでとろみをつけてシェーク風に |
・ | ヨーグルトの味付けを、はちみつやメープルシロップに変えてみる |
・ | さつま芋を蒸してちょっとシナモンシュガーをまぶしてみる |
・ | 蒸したじゃが芋にバターをのせたり、とうもろこしをゆでたり |
・ | フルーツを凍らして丸ごとシャーベット |
子どもが帰宅する頃を見計らって、ちょっと工夫をするだけてお母さんの手作りの味になります。 |
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★豆乳きな粉もち | |
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■作り方 | |
1. | 鍋に砂糖とかたくり粉を入れ、豆乳と生クリームを徐々に加えて火にかけます。 |
2. | 鍋底をかき混ぜながら中弱火でゆっくり煮ます。 |
3. | 2をスプーンで食べやすい大きさに丸め、(A)をまぶします。 |
★イチゴヨーグルトジュース | |
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■作り方 | |
1. | イチゴを縦1/4に切り、一晩以上冷凍させておきます。 |
2. | フードプロセッサーに1と(A)を入れてかけます。 |
3. | グラスに氷を入れ、2を注ぎ、ミントとスライスしたイチゴを飾ります。 |
※季節のフルーツで色々お試しください。 |
★白玉フルーツの黒みつかけ | |
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■作り方 | |
1. | 寒天を分量の水でふやかします。 |
2. | 1を完全に煮立ててから、粗熱を取って流し缶で冷やし固めます。固まったら1人分を9切れに切り分けます。 |
3. | (A)を鍋で煮立て冷まし、黒みつを作ります。 |
4. | (B)を手で練り混ぜて、1人5コ当てに丸めます。 |
5. | 4を熱湯で浮いてくるまでゆでて水に取ります。 |
6. | バナナは輪切りにし、フルーツは適当な大きさに切ります。 |
7. | 器に2、5、6を盛ります。その上からシロップをかけ、ミントを添えます。 |
★かぼちゃプリン プリン型・中(145ml) | |
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■作り方 | |
1. | かぼちゃは種を取って4~5センチ角に切り、皮を下にして強火の蒸し器で10分間程蒸します。熱いうちに皮をむいて裏ごします。 |
2. | 鍋に(A)の水と砂糖を入れて火にかけ、完全に煮立ったら分量の水でふやかしたゼラチンを入れ、溶かして粗熱をとります。 |
3. | ボウルに裏ごししたかぼちゃを入れ、ゼラチンを溶かしたものを少しずつ入れて練るようによくかき混ぜ、氷水で冷まします。 |
4. | 別のボウルで生クリームを6~7分くらい泡立てて、3に入れて混ぜ合わせ、型に入れて冷やします。 |
5. | 小鍋に(B)を入れて火にかけ、色づいてきたら大さじ4杯の水を加えカラメルソースを作ります。 |
6. | 型から出したプリンに5をかけ、フルーツを添えて召し上がります。 |
~参考文献~
・あたらしい家庭の健康料理 著者:伊藤華づ枝
・食事で変わる「良い子」と「悪い子」 著書:伊藤華づ枝
・食生活全般論 著者:伊藤華づ枝