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自然体験 | 組合員レポート

ジョンさんと森で遊ぼう!ファンフォーレスト(第10回)

平成13年12月9日(日) 晴れ

落ち葉のじゅうたんをふかふかに敷き詰めた冬のファンフォーレストは、すっかり冬の装い。まるで童話の舞台のような森に9家族39名が集まって、冬のツリークライミングを楽しんだ。

09:00~

受付&準備

受付を終えた参加者から順番に、TCJ(ツリークライミングジャパン)スタッフの指導のもと、 クライミングサドルを装着。一番乗りで到着して、森の中を散策していたのは「ジョンさんの大ファン!」と宣言する親子。キーンと冷たい朝の空気もなんのその!「早く登りたーい」と期待で胸が膨らむ。

←ジョンさん大好き!今日はすごく楽しみ。
09:50~

森の中の開会式

「ジョンさ~ん!!」参加者の声に「ハ~イ」と応えて、高い木の上から登場したジョン・ギャスライト氏。「今日は落ち葉がいっぱい。(落ち葉を両手でふわっとかきあげて)ほらリーフシャワーつくってみて」と、ギャスライト氏の言葉に全員でリーフシャワー。「僕たちは毎日、地球からプレゼントをもらっています。でも、もらうばっかりだから、ときにはいろんなアイデアで、地球に貯金をしようね。今日はクリスマスも近いから、午後から森にプレゼントをするよ」。

10:05~

木のものまねストレッチ

みんなで手をつないで大きな輪をつくり、スギ、コナラ、ミズナラ、縄文スギになりきってのストレッチ運動。「木は、毎日お風呂一杯分の水を吸います。でも、毎日吸ってばかりだと疲れてくるから冬は休みたーいといって、葉を落とすね。その木の一年間をまねしてみよう!」とギャスライト氏が提案。春にドングリが殻を破るところから始まって、最後は冬の木が葉を落とすところまで。体がいい具合にほぐれたところで終了。

←木の気持ちになってストレッチ。
10:15~

ツリークライミング

各グループ2名ずつインストラクターがつき、コナラ、ヒノキ、クヌギ、アベマキの4つのグループに分かれてツリークライミング開始。まずは登り方の説明や森の楽しみ方などを聞く。「落ち葉を踏みしめる音に耳を澄ましてみて。下だけ見たり、上だけ見たりすると何が見える?それから木を触ってみて。木は温かいよ。匂いはどうかな?木に名前をつけてみるのもいいね・・・こんなふうにいろいろと森を楽しんでね」とギャスライト氏。登り始めると「うわー、腹筋使うー」「消防士みたいにさーっと下りてみたいんですけどー」とお母さんたちの元気が目立って。登り終わったお父さんは「さらに高いところを目指して、何度も何度も登りたくなります」「おもしろい!もっと早く知りたかった」「木に登ってそれがどうなんだと、登る前は思っていましたが、子どもの頃の夢を思い出しました」と目を輝かせていた。

←ブランコで「それ!ゆーらゆら」
←「両手を離したってへっちゃらだよ」
12:00~

昼食&森の音楽会

森の中で、音楽会を楽しみながら昼食タイム。演奏者はホオやマツをくり抜いた自作の木製楽器で演奏活動を展開する2人組の「カタリコ」。本日はクリスマスにちなんでクリスマスソングも演奏。「うくんく」「ドラスリ」という打楽器、おひつで作った「まんま」という弦楽器に加え、本日は特別に、虫が中の実を食べた「うすの実」の殻で演奏。最後は「山の神さま」という曲で自然に感謝を込めてしめくくり。

13:00~

クリスマスクラフト

本日は「クリスマスのスペシャルイベント」ということで、午後からは森へのプレゼントづくりに挑戦。「カナダではクリスマスになるとみんなつくるよ」とギャスライト氏が教えてくれたのは、ポップコーンやバナナチップ、レーズン、松の葉、ドングリなどを糸に通したもの。冬に食べるものがなくなる鳥や動物たちへのプレゼントになるのだとか。そして、もう一つは、つるやスギの葉、マツボックリなどで、クリスマスのリース&ミニクリスマスツリーづくり。さらに、ギャスライト氏が木の幹の輪切りで手づくりしたメッセージ入りのプレートを1家族に1枚プレゼント。これに着色して完成させるという、盛りだくさんのクラフトタイム。全員、すごい集中力と創作力であっという間に完成へ。つくったクラフトを持って、家族ごとにギャスライト氏と「モリー、クリスマス」のかけ声で、記念撮影したあと、森へのプレゼントをファンフォーレストのシンボルツリー「コウヤマキ」に飾り付け。

←森へのプレゼントとミニツリーが完成!
14:20~

餅つき

愛知県共済のイベントではおなじみ、中津川市在住の野草薬草料理研究家、篠原旭子先生を招いて珍しい黒米の餅つき。篠原先生自家製の黒米は3分づきでポリフェノールもたっぷり、カロリーも低く、とってもヘルシー。中国では黒米は薬として用いるのだとか。羅漢果で甘みをつけたたんぽぽコーヒーと、黒米を煎ってつくった黒米玄米茶も用意され、まさに体にいいことづくし。木の臼と杵でつく初めての餅つきと、初めて食べる味に参加者は大満足 。

←歳の数だけぺったんぺったん。ボク、すぐ終わっちゃうよ!
14:50~

クリスマスプレゼント

餅つきが終わる頃、森からサンタのコスチュームで「ジョンさんタ」登場!参加者全員にオリジナルマグカップのクリスマスプレゼント。お父さんお母さんも童心にかえってうれしそう。

15:10~

閉会式&記念撮影

「いろんな人のやさしい心に支えられ、楽しいイベントになったね。子どもたちもよく言うことを聞きながら自分光線も出せた。今日は森から本当にたくさんのプレゼントをもらったから、家に帰ったら自然のために何かプレゼントしてね」とギャスライト氏のあいさつ。最後は合言葉「ツリー!」で記念撮影。

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